私は中学生に入ってから生理が始まりましたが、経血の量がとても多く、こまめにナプキンやタンポンを交換しなかったことで漏れてしまい、恥ずかしい思いをしたり、夜は布団まで汚してしまったこともありました。
経血の量が多いことによる失敗
私は生理の量がとても多く、下着を汚してしまったことは数えきれないほどあり、ひどいときにはスカートまで汚してしまったことも。最初はナプキンだけで対応していましたが、タンポンを使ったほうが失敗も少ないだろうと思い、中学生のときに思い切ってタンポンを使い始めました。
それによってナプキンだけよりは失敗も少なくなったものの、ちょっとタンポンの交換を怠ると大変なことに。また夜は交換もできないので失敗の連続でした。一度婦人科にも相談しましたが、体には特に問題はないのでナプキンをこまめに交換するようにアドバイスをもらっただけでした。
昼間はとにかくケチらない!
昼間はとにかくタンポンとナプキンをこまめに替えることしかありません。そんな単純なことなのに、なぜ失敗を繰り返しているのかと考えてみました。
すると、私は約1時間ごとにタンポンやナプキンを交換していましたが、それではまだタイミングが早い場合もあり、そんなときは「あ~もったいないな~」とケチ根性がムクムク……。それでつい、次の交換を2時間後にすると、そんなタイミングで漏れることが多いと気付いたのです。
そのため、どんなにもったいなくても、生理の量の多い日はケチ根性を封じ込め、少なくとも1時間で交換することを徹底しました。その結果、昼間の失敗をグーンと減らすことができました。
こまめに交換できない夜間はどうする?
夜間は寝ているので、こまめにタンポンやナプキンを交換することができず、朝にはパジャマだけでなくシーツや布団まで汚してしまったことも数知れません。
学生のころ、自宅にあった犬用のおしっこシートを、タンポンとナプキンを装着した上から、おむつのように重ねて寝てみたこともありました。しかし用途がまったく違うものだったためか、お尻が蒸れてかぶれる羽目に……。
そこで普通サイズの4倍ほどある夜用ナプキンを4枚使い、ずらしながら重ねて巨大なナプキンのようにして当ててみると、タンポンで処理できなかった分もそこで失敗なくキャッチすることができたのです。
経血量の多い3日間ぐらいは、このような対策を取ることで、寝ている間の失敗がほとんどなくなりました。ただし、お尻はゴワゴワし、夜用ナプキン4枚分で大きく膨らんだお尻に、自分でも笑ってしまいました。
何年も生理中の経血漏れで失敗し続け、そのたびに改善方法を試行錯誤してみましたが、なかなか良い方法が見つかりませんでした。そうしているうちにナプキンも夜用の特大サイズが発売されたこともあり、結果としてはこんなに簡単な工夫ですが、生理が始まってから数年経って、やっと自分の中で経血漏れ防止対策が確立できました。
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監修/助産師REIKO
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文/SAKURA