私は、なんとなくタンポンに恐怖心があって、これまで使うことを避けてきました。でも、そんなこと言ってられない状況に追い込まれて……。そんな私が初めてタンポンにトライしたときの話です。
大ピンチ!! プール指導の日に生理がきちゃった!!
私は、当時教師をしていました。夏になると、「プール指導」というものがあり、この日はどうしてもプールに入らざるを得ません。しかし、そんなプール指導がある日に、私は生理になってしまったんです。
これまで生理のときはナプキンだけを使って過ごしていた私は、タンポンに対して苦手意識があって……。抜けなくなったり、体内で迷子になっちゃうことはないんだろうか、子宮には影響がないのだろうか、というようなことばかり考えてしまい、使うのが不安で怖かったのです。でも、プール指導日とあっては、そんなことも言っていられず、思いきってタンポンに初チャレンジをしてみることにしました。
恐怖と不安のなかで初タンポンに試行錯誤
タンポンを使ってみる!という決断はしたものの、痛くないのか不安で勇気が出ず、入れるまでかなり時間がかかりました。タンポンをパッケージから取り出したあとに「このひもは……どうすればいいの?」などの疑問もわきましたが、もはや誰かに聞くということもできないため、ひとりで試行錯誤しながらチャレンジ。
実際に試して難しかったことは、「どうやって入れるのか」と「どこまで入れればいいのか」ということ。とにかく恐怖心があったので、すべてが恐る恐るでした。
ナニコレ?! タンポンってこんなに快適なの?!
なんとかタンポンを装着して、いざプールへ! すると……あら不思議! とっても快適じゃありませんか!! 不快感もなし、血も漏れてこない! プール指導も無事乗り切ることができました。これに気を良くした私は、普段の生活にも取り入れてみたところ、ナプキンのときは外陰部が擦れて、肌が荒れたりかゆみがでたりしたことがあったのに、タンポンはその点の心配はゼロ! タンポンって、こんなに便利で素晴らしいものだったの?! と驚きました。
教師という仕事は、なかなかトイレに行くタイミングがとりづらい職業なので、ナプキンほどこまめに替えなくても大丈夫なところが助かるなと感じました。
恐怖心で使用してこなかったタンポンでしたが、もっと早くに使用すればよかったと感じています。肌も荒れないし吸収力もたっぷりで、タンポンはとにかくラク! ! 今では、普段の生理のときも使用しています!
※過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
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監修/助産師REIKO
文/田中 綾さん