12歳で初潮を迎えてから、ずっと生理痛に悩まされ続けてきました。あまりの痛さに周囲の人を巻き込んでしまったことも。婦人科を受診したものの、長らく「体質」と言われていたのですが……。
ひどい生理痛に悩むも「体質」と診断されて…
12歳で初潮を迎えた私。振り返れば、ここから生理痛に悩まされる私の果てなき日々が始まりました。そしてその痛みの激しさで、周囲の人を巻き込んでしまったこともありました。
高校生のときには、激しい生理痛で電車の中で倒れてしまった私。急きょ、学校の先生が迎えにきてくれて、帰宅することができました。
社会人になってから仕事に影響が出ないようにとピルを飲みだしたのですが、29歳での結婚を機に服用を中止したとたん、生理初日から激痛に襲われて……。結局、仕事を休まざるを得なくなりました。
このように、私の生理には必ずと言っていいほど、ひどい生理痛が伴っていました。そのため中学生のころから婦人科に通い、定期的に検診を受けていたのですが、婦人科での診断結果は「特に体の異常はなく、体質」とのこと。
体質と言われてしまえば、仕方ありません。ピルを服用するなど、生理痛を和らげる策を講じながら、日々の生活を送るしかありませんでした。
32歳でまさかの病気が判明!?
29歳で結婚した私は、32歳になって本格的に妊活をスタート。その際、婦人科で経腟エコーの検査を受けました。
すると、左の卵巣に5cmほどのチョコレート嚢胞があることが判明! その前に検診を行った30歳のときには嚢胞はなかったので、2年間で5cmも大きくなったようです。そして、生理痛に関しても、10代、20代の生理痛は体質からくるものだったようですが、30歳からの2年間は、チョコレート嚢胞による痛みだったようです。
その後、私は人工授精を経て妊娠しました。
私のように、ずっと体に異常がないと診断されていても、あるときを境に病気が発症することがあるのだなと驚きました。激しい生理痛を抱えている場合は特に、婦人科で定期的な精密検査を受けなければならないと感じ、産後は半年に一度、定期検診を受けようと改めて思いました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
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文/かずみんさん