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もしかして私の育児に対する理想が高すぎ!?こだわりを捨てると、心がラクになって…

娘が3歳~4歳のころ、思い通りにいかない子育てに私は毎日イライラし、怒りに任せて娘を怒鳴りつけてしまう日々が続いていました。その状態は自分にとっても娘にとってもよくないと感じたので、私はイライラの原因を探るように……。原因の追究後、あることをおこなったことで、徐々にその後の生活が変わっていったのです。

 

 

 

怒りに任せて怒鳴り、自己嫌悪と自信喪失に

わが家の娘はイヤイヤ期の2歳~幼稚園の年少くらいまで、全然言うことを聞かない子でした。私が言っても言っても思うように行動してくれない娘に毎日イライラが募り、気づけば怒りに任せて娘を怒鳴りつけ、力づくで言うことを聞かせようとするのが日常になっていました。

 

怒鳴りつければ当然娘も大泣きし、泣きじゃくる娘への罪悪感に苛まれる日々。また、それまで周りから温厚だと言われていた自分の人格が変わってしまったのではないかと、自己嫌悪と自信喪失を繰り返していました。

 

うまくいかないトイトレや入眠時間

例えば、私がよくイライラしていたことの1つがトイトレです。私は「〇月までにおむつをとろう」と理想を掲げて娘に働きかけているのに、当の娘はまったくやる気がありません。私が何度トイレに誘っても「いや」というばかりで、リビングにできたおしっこの水たまりで楽しそうに遊ぶ姿にイライラが頂点に達していました。

 

また、寝る時間が遅くなってしまうことにもよくイライラしていた私。「〇時までには布団に入る」という私の理想に反して、これまた当人はお風呂もごはんものんびりのんびりしています。言っても言ってもなかなか次の行動に移してくれず、「早くしなさい!」と怒鳴る毎日でした。

 

イライラの原因は高すぎる理想

自分でも信じられないくらいイライラする日々に、この状態は娘にとっても自分にとっても良くないと感じ、冷静にその原因を分析してみました。

 

すると、私自身がイライラする場面には、「理想」へのこだわりがあると思い至りました。トイトレにしろ、寝る時間にしろ、私の理想とする姿が強くあり、その理想と違うことに焦り、落胆してイライラしていたのです。

 

 

多少理想と違っても受け入れるように

この状況から脱するために、まずこの理想を掲げることをやめてみました。代わりに、イライラしそうになったら「子育ては理想どおりにはいかないもの」「まあいいか」と呪文のように心の中でつぶやくようにしたのです。その結果、徐々にイライラしなくなってきました。

 

結局幼稚園に入園するまでおむつ生活でしたが、入園後にはすぐおむつがとれましたし、寝る時間も多少は遅くなってしまう日もありますが、時間にこだわってうまくいかないことを嘆きながら眠るよりは、穏やかな気分で入眠できるようになりました。

 

 

これまで、母親である私が娘のためだと思っていくら理想や目標を掲げても、娘にまったくその気はなかったり、娘にとってはただの押し付けになっていたりすることが多々ありました。本当に子育ては思い通りにいかないと感じます。今は理想を高く持つことよりも、多少理想と違っていても、娘と自分が笑っていられる過ごし方を優先するようにしています。

 

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監修/助産師 松田玲子

イラストレーター/星田つまみ


著者:澤崎 凪

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      他の子は9時までに寝るのに❗と比べて悲しくなったり、こんなんじゃ良くない❗と悩みます。でも同じ悩みの方もいて、色んな子どもがいるけど、いつか出来ると思う様にしようと思いました😊

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