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「忙しいときほど磨いてね!」歯科医の言葉を痛感。産後の虫歯で失ったものは…?

私の自治体は妊娠中に無料で歯科検診を受けることができ、その際に歯科医から「妊娠中は虫歯になりやすいから、忙しいときほど磨いてね」というアドバイスがありました。その後出産・育児で忙しく、自分の歯への関心が薄れていきました。そして、産後1年を過ぎたころに本当に虫歯になってしまったのです。虫歯になってしまったからこそ伝えたいことをお話しします。

 

 

 

減っていく歯磨きの回数

私は小学校のときに虫歯が2本でき、すでに治療を済ませています。歯磨きの回数は、学生時代は朝と寝る前の2回、社会人になってからは朝・昼・寝る前と3回でした。

 

しかし、出産後は子育てや家事に追われ、いつの間にか日中の歯磨きをすることが少なくなりました。1日2回が基本になり、バタバタしているときは寝る前だけということもありました。

 

他にもたくさんある虫歯のリスク

子どものスケジュールに合わせて活動するため、朝昼の食事を食べる時間はまちまち、子どもが離乳食を開始してからは、味見や食べ残しを食べることも度々ありました。忙しいときに簡単につまめるお菓子や、疲れたときの癒やしのスイーツにも手が伸びます。

 

また、働いているときは昼食後に必ず歯磨きをする習慣がありましたが、出産後はすっかりなしに。さらに感染症予防のために自宅にいることが多く、常に間食ができる環境にありました。

 

 

虫歯になってから後悔

そのような生活を続け、ある日歯の痛みが。慌てて歯科に行くと、2つの虫歯ができていることが判明。1つは保険内で治療がおこなえましたが、1つは虫歯が重度だったため、私の場合は自費治療をおこなうことになりました。2つの虫歯の治療で合計4万円ほどの出費に……。

 

また、歯科までの通院時間は30分~1時間ほどかかり4回の通院でしたが、その間は子どもを見てもらうため、夫に仕事を調節して早めに帰ってきてもらう必要がありました。歯科通院の間、子どもと離れて過ごすことも気がかりでした。

 

 

虫歯治療のために時間とお金がかかってしまったことをとても後悔しました。それからは意識して歯磨きをしています。時間がないと思っていても、虫歯になったことを思い出すと何とか時間を作って歯磨きをすることができています。妊娠中の歯科検診時の医師の助言をしっかり受け止めなかった自分に、「忙しいときほど磨いてね!」ともう一度言いたいです!

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師 松田玲子

イラストレーター/大福


著者:大村じゅんこ

急性期病院の看護師として働いており、現在は育休中。ファロー四徴症をもつ娘と在宅療養中。趣味は地元のJリーグ観戦。特技は字をきれいに書くこと。

 

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