こんにちは。子どもを自転車に乗せてお出かけするママも多いと思いますが、自転車の後ろに乗せた同乗者が足を巻き込まれてケガをする「スポーク外傷」という事故をご存知でしょうか?
スポーク外傷とは?
スポークス外傷とは、自転車の後ろに乗った人が後輪に巻き込まれて足に外傷を負うことです。ひどい場合はアキレス腱が露出してしまうなどの状態になることも。また、見た目では軽く見えても長引くケースもあります。
過去5年ほどで172件も報告されており、その半数以上の90件が6歳未満の子どもでした。巻き込まれる部分は足首から下が多く、完治に1年以上もかかったケースが13件もあったそうです。
あなたは違反していない?
子どもを自転車の後ろに乗せる場合、子どもの年齢が6歳未満であること、幼児用座席を使用していることが認める条件となっています。これらの条件を満たしていないと道路交通法違反となるので注意しましょう。
自分が自転車を運転しているとき、うしろはまったくの死角になります。ママが安全に自転車を運転するためにも規則は守ってくださいね。
自転車でのケガを防ぐには?
前に乗せるときも、うしろに乗せるときにも、子どもにはヘルメットをかぶせましょう。また、乗る前には必ず幼児用座席に破損やぐらつきがないかの確認をしてください。ドレスガードと呼ばれる後輪の巻き込み予防用のガードがあるので、子ども乗せ自転車には取り付けると安心ですよ。
ママも自転車に乗るときにはパンツスタイルにして、上着なども短めなものを選ぶようにしましょう。赤ちゃんとの外出は安全第一、正しく自転車に乗って楽しいお出かけにしましょうね。