散らかる一方、毎度の片付けが嫌
長男と次男は口で言えば理解して、着替えや食事などひと通り自分でやってくれます。しかしそれは私の事前の準備があってこそ。
例えばお風呂。息子たちだけでも体を洗えますが、お風呂から出た途端にタオルや着替えがないと息子たちがあちこちひっぱり出して、脱衣所は散乱。後片付けがもう大変です。しかし、そのとき私は私で娘の世話や夕飯の準備でとても手が回りません。
小さくて目立つサイズのバスケットの登場
なんとかラクして散らかさずに息子たちが着替えをできないか考えました。そしてひらめいたのが、もの入れに使っていたA4サイズのバスケット。
ここに、体を拭くタオル、お風呂あがりに着るパジャマと下着を1回分まとめて入れて脱衣所に置いてみました。すると、お風呂から上がった息子たちはカゴからタオルをとって体を拭いて、下着やパジャマを着て、脱いだ服をバスケットへ。息子たちの「あがったよー」との声に見に行くと脱衣所は散らからっておらず、使ったものはバスケットに入ってました。
大成功!まだまだ活用できるバスケット
「やったー! 大正解!」と私も大満足。その後はバスケットを複数用意したので、朝の支度用バスケットもリビングに置きました。息子たちは朝パジャマでリビングに入ってきては、バスケットから洋服や靴下を取り出し、着替えなどの身支度を自然とするようになりました。
乾いた洗濯物を取り込んだ時にバスケットで仕分けして入れておくだけなので、用意もかんたん。しかも畳んでいません。むしろ畳むものやしまうものが減って洗濯の片付けもラクちんです。
バスケットは重ねれば全然邪魔になりません。もともと脱衣所には専用の洗濯カゴがあったのに、なぜ息子たちは入れられなかったのか。今回のことで「ものを出すところ(タオルやパジャマのある棚)、使ったら置くところ(洗濯カゴ)を区別すること」がまだ難しいと気づくことができました。
年齢や発達に合わせた方が親子ともにストレスがありません。これからも親子で省エネ育児をしていこうと思いました。
監修/助産師REIKO
ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!
著者:巳村 糸
8歳、6歳、0歳の子どもを持つママ兼保育士。趣味は旅行、レジャー、ショッピング。家族5人になり、軽自動車を手放して7人乗りの天井が見える車を購入。この夏は初のオートキャンプを計画中。