「一番大事にしなきゃいけない家族のことを、ずっと蔑ろにしてきたんです」
「今度こそ、今まで聞かなかった雪穂さんの言葉をちゃんと聞かなきゃいけないんです!」
これまでのことを義母に正直に伝える夫。
その隣の部屋では、妻の姿が!
「僕と帰ってこない妻」第146話
謝ろうとする夫と、見向きもせず去る妻……
そう、あのころは、毎朝取り繕った笑顔で、彼を見送っていた。でも……
「パパ、ごめんね」
「もう私、限界なの」
次回、妻サイド編が始まります。