「ブシュシュシュ…」あっ、ヤバッ…。おしゃれカフェでまさかの大惨事！

 

私は、夫の転勤先である海外で、1歳3カ月の息子の子育てをしています。夫は仕事が多忙なため、私は平日のみならず土日もほとんどワンオペ状態。出張も多く、ほとんど家にいない月もあります。

 

息子は保育園には行っておらず、私は家事・育児の合間にフリーランスとして働いています。息子が寝てくれている間に仕事をしているため、誰も知り合いのいない異国の地で、なかなかリフレッシュできずにいました。

 

そんなある日、久しぶりに夫の休みがとれ、その日を私のリフレッシュタイムとすることに。私は仕事が溜まっていたこともあり、ゆっくりと作業ができるカフェへ行こうと思いました。しかし、そのとき私は生理3日目だったのです。

 

仕事をするとはいえ、ひとりでの外出は数カ月ぶり。私はとても浮かれていました。生理3日目で経血量の多い日でしたが、夜用の42cmのナプキンを当てれば安全だろうと思った私。

 

私が暮らしている国で販売されているナプキンは薄型が多く、吸収力は日本製品に劣ります。しかし、何度か使って特に問題を感じることはなく、薄型でも大きいサイズなら大丈夫だろうと、海外製の42cmナプキンを当てて家を出ました。

安心して現地で人気のおしゃれなカフェに到着。ルンルン気分でドリンクとケーキを注文してから席に着きました。そして、カフェに入ってから1時間半が経過し、そろそろナプキンを替えようとトイレを探しましたが……見当たりません。店員さんに聞くと建物の外にあるとのことで、荷物を一旦まとめようと戻って席に座ったとき、ブシュシュシュ……とおしりに異様な感触が。

 

とても嫌な予感がしておしりを触ると……見事に経血が漏れていました。42cmのナプキンをつけていて安心していたこともあり、「まさか外出先で！」と私は衝撃！

 

すぐにトイレに行こうとしましたが、歩くたびにブシュブシュという感覚が……。とくに横漏れがひどく、私の経血量をナプキンが吸収しきれなかったようでした。幸いにもお店の椅子は汚さずに済み、そのことだけはホッとしたことを覚えています。

 

 

カフェでの失敗を教訓に、経血量が多い日は海外の薄型ナプキンは使用せず、少し値段が高くても自分の体にあった日本製のナプキンを取り寄せて使うようにしています。

 

また、外出先ではなるべくこまめにトイレへ行くことを意識して、同じ失敗をしないように気を付けるようになった体験でした。

 

著者／米久熊代
イラスト／マメ美
監修／助産師REIKO