寒くなってくると赤ちゃんの衣服は何を着せたらいいのか、靴下は履かせるべきなのか迷いますよね。ママは赤ちゃんが寒くないようにたくさん着せてしまいがちですが、大人が思っている以上に赤ちゃんは汗をかきやすいので注意が必要です。
そこで、赤ちゃんの秋冬の衣替えで気を付けるべきポイントをお伝えします。
秋冬に適した素材を選ぶ!
赤ちゃん服の素材の基本は、綿100%のものを選ぶこと。汗をかいてもさらっとしていて、吸水性や通気性にも優れているからです。
赤ちゃんは汗をよくかき、敏感肌なので、肌に直接触れる肌着は綿100%のものを選ぶといいでしょう。その上から暖かいウール素材ものや化繊のものを着せてあげるといいですね。
着せ過ぎないよう気を付ける!
秋冬は、赤ちゃんが寒そうだと、冷えないようについついたくさん着させてしまいがちですが、赤ちゃんは大人より一枚少なめでも大丈夫です。
新生児のころは大人プラス一枚多めでしたが、それ以降は大人と同じもしくは少なくても大丈夫なのだそうです。汗っかきな赤ちゃんは、体温調節がうまくできず、暑くて機嫌が悪くなったりあせもができることもあります。衣替えの際には注意してあげてくださいね。
靴下はお出かけしたときに!
赤ちゃんの衣類売り場に行くと、可愛い靴下がたくさん売られていて、ついつい何枚も買いたくなりますよね。ですが、冬でも暖房の効いた暖かい部屋にいるときに靴下を履かせると、ポカポカと暑くなりすぎてしまうこともあります。
また、赤ちゃんは手足をよく動かすことで脳の発達を促すので、ミトンや靴下は、寒い日にお出かけするときだけにしておきましょう。
秋冬の衣替えのポイントとして、肌に直接触れる素材は綿100%のもの、着せ過ぎないようにすることがあげられます。あまり寒そうにしているなら、上着を着せて調節するといいですね。(TEXT:高田蘭子)