生まれつき、背中全体とこめかみにアザがあった私の娘。蒙古斑だとすると、赤ちゃんのうちだけで自然に消えると思っていました。しかし、かかりつけの先生に「一度大きな病院で診てもらった方がいい」と言われて驚きました。
全然気にならなかった「顔のアザ」
私の娘は、生まれつき背中全体とこめかみにアザがありましたが、これは蒙古斑でそのうち消えるだろうと思っていました。こめかみのアザは見える部分なので、初めて会う人には必ず「ぶつけたの?」とよく聞かれましたが、特に気にしていませんでした。
ある日、小児科の先生から「こめかみにアザあった?一度大きな病院で診てもらった方がいい」と言われて驚きました。毎日見ている私は気にならなかったのですが、日に日に濃くなっていたようでした。
異所性蒙古斑でレーザー治療
診断の結果、異所性蒙古斑と診断されました。自然に消える可能性は低いので、アザの部分にクリーム麻酔を塗り、レーザー照射していく治療をしました。
わが子は生後7カ月から3カ月に一度治療をして、1年後にはきれいにアザが消えました。最初のころはクリーム麻酔に違和感を感じながらも、状況もあまりわからない状態での治療でしたが、1歳半ごろにはクリーム麻酔も治療で押さえつけられるのも嫌だと大暴れしていました。
背中のアザは様子見
背中のアザは濃い部分があるものの広範囲になるとのこと。背中全体の治療となると入院が必要なので、先生からは「まずは濃い部分のみレーザー治療をして、あとは成長とともに皮膚が伸びて気にならなくなると思うので様子を見てみましょう」と言われました。
4歳になった今も全体的にアザがあるのがわかりますが、今後どうするか病院と相談していきたいと思っています。
ただの蒙古斑だと思っても、気になるアザがあるなら早めに病院で診断してもらった方がいいと感じました。レーザー治療前後は、日焼けが厳禁のため、小さい月齢から治療を開始すると親の負担もラクだと思います。(TEXT:村上八重美)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。