お祭りで食べたトルネードポテト
ある日、近くの大学で開催されるお祭りに、家族そろってお出かけしました。そこではヨーヨー釣りやくじ引き、りんごあめなど、多くの出店が並んでいました。その中から私は、トルネードポテトを購入。最初は揚げたてでアツアツでしたが、冷めたころに長女にも少し食べさせました。
すると、娘がもっと欲しがったので、もう1本購入。娘が自分で全部食べたいというので、冷めたことを確認し、串を娘に持たせました。このあと、まさかあんな大変なことになるなんて、そのときは思いもしませんでした。
ビックリ仰天! 娘のほっぺたが…
翌朝、起きてきた娘の顔を見てビックリ! 前日の夜まではいつも通りだったのに、左側のほっぺたが見てすぐにわかる程度に大きく腫れていました。おたふく風邪かもしれないと考えて、検温をしてみると37.3度の微熱。機嫌は悪くはありませんでした。
腫れが左側にだけ見られることは少しおかしいと思いつつも、小児科を予約。登園を控え、こども園にはおたふく風邪かもしれないので、小児科へ行ってからまた連絡をする旨を伝えました。
大きく腫れたほっぺの原因は?
朝食はいつも通りに完食。遊ぶ元気もありました。病院へ行く前に歯磨きしていると、何と左側のほっぺたの内側に穴があいているのを発見! その穴を中心に腫れていることがわかりました。思い当たるのはトルネードポテトの串。串を本人に持たせ、自分で食べさせたので、串がほっぺたに刺さったのだと思います。
小児科へ連れて行くと、やはりおたふく風邪ではなく、ほっぺたが化膿しているとのこと。抗生剤を処方してもらいました。薬を服用するとその日の夜には腫れが引いており、小さい子の回復力にはビックリしました。
1人目の子どもが小さいころは、何事も慎重に対応していた私。本人に串を持たせて食べさせるなんて、させていませんでした。しかし3人目になると危機管理が薄れ、少しおおざっぱになっていたことを痛感しました。娘に対し、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。この事件以降は焼き鳥など、串付きの物を食べるときは皿にバラすようにしています。6歳になった今は串で食べさせていますが、先端は口に入れず、横向きに食べるよう伝えています。
※長いものを子どもが口にいれるときは、喉突き事故が起きないよう注意が必要です。串だけでなく、歯ブラシ、箸やフォークなどでの事故も起こっています。食事や歯磨きの際は保護者が必ず付き添い、見守りましょう。そして鉛筆などの尖ったものは子どもの手の届かないところにしまうようにしましょう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 REIKO
著者:福田ひろみ
2男1女の母。3人の子どもはそれぞれ12歳、7歳、5歳で、性格は三者三様。頑固でワガママな真ん中っ子の対応に苦戦しつつ、夫は単身赴任中につき、ワンオペで子育てしている。