子どもにおもちゃを買ってあげても、飽きる、壊す、おねだりの繰り返しになってしまうことってありますよね。そこでわが家では、0円で何度壊して直してまた遊べて、おねだりされてもすぐに与えられる、手作りのものをおもちゃにしています。
突然の「ギターほしい!」にも対応
子どもは「あれほしい!これ買って!」の欲求がすぐに飛び出す困ったちゃん。そこで、ふだん捨てるものをストックしておけば、工夫次第でおもちゃに変えることができます。
先日は突然「ギターほしい!」と言い出した息子。そこで廃材ストックでギター作り開始です。小さめの段ボール箱にギターっぽく穴を開けて、ラップの芯を刺し、輪ゴムを引っ掛けるだけ!こんな手作り感あふれるギターでも、息子はご機嫌でかき鳴らしています。
煙突から「それいけ!アンパンマン」
(C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
子どもが大好きなヒーローといえば、アンパンマン!わが家では息子と夫が、アンパンマンとその仲間たちのゆび人形で”たたかいごっこ”を繰り広げています。
ある日、夫がカッターナイフと定規を持ち出して作ったのは、段ボールのパン工場。屋根は取り外し式で、煙突の先っぽから顔が汚れたアンパンマンが帰って来ることができます。夫があまりに真剣に作っていたので、息子が遊びながら工場を破壊してしまわないか心配になってしまいます!
子どもが入れるサイズの乗り物も作れる!
こちらは、子どもが入っているただの段ボール箱ではありません。わが家ではこれを、舟と呼んでいます!舟に乗って釣り糸を垂れたいという息子のリクエストに私が応えたもので、作り方は板状の段ボールをいくつか貼り合わせるだけ。
子どもよりも大きいサイズのおもちゃは、値段も高く置き場所に困るもの。その点、段ボールは0円なうえに、いつでも潰せて便利なのです。子どもが中で転げ回って遊ぶので、ガムテープでの修復が欠かせません!
工作が得意な人が作ったおもちゃでも、私のようにぶきっちょママが作ったおもちゃでも、子どもは目を輝かせて遊びます。子どもと一緒に作るとさらに楽しいので、ぜひお試しください!(TEXT:唐木田幸)