室内遊びってやることが限られますよね。ブロックや粘土遊びなど、ひとり遊びに飽きてくると子どもはグジグジ。そんなとき、手軽に体を動かせる遊びができたら……と思い、実践したのがバスタオルを使った遊びです。今回は、バスタオルひとつでかんたんにできる遊びをご紹介します。
超かんたん!バスタオルでボール投げ
わが家で人気ナンバーワンの室内遊びです。バスタオルを固結びするだけでボールができあがり。当たっても痛くないうえに、キャッチしやすいのでおすすめ。ちょっと運動オンチな娘も楽しんでいます。
じょうずにボールをキャッチできたら、とにかくほめてあげます。すると「またやりたい!」と意欲が湧いてくるようです。慣れてきたら、高く放り上げて落ちてくるのをキャッチする遊びも楽しいですね。
ずりずりジェットコースター!
私自身が子どものころ、親にしてもらった遊びです。バスタオルの上に子どもが腹ばいで寝て、ゆっくり引っ張ります。バスタオルを持つところは低い位置で。あまり高い位置でタオルを持ってしまうと、子どもが反り返ってしまうのでご注意を。
「ジェットコースターです!ガタン、ガタン!」と言いながら引っ張ると子どもは大よろこび! ある程度の広さが必要なので、お片付けをして遊ぶ場所を確保しましょうね。
バスタオルで大波小波!
バスタオルの上に丸めた新聞紙を置いて、親子で両端を持ちます。置いた新聞紙が落ちないように「大波~小波~」と歌いながらバランスをとります。慣れてきたら、ママがタオルをバタバタ動かしてスリルを味わうのも楽しいですよ。子どもの集中力が身に付くきっかけにも。
また、大人2人いればバスタオルに子どもを乗せて、ゆらゆらハンモックも楽しめます。なんとも言えない浮遊感がたまらないようです。
たったバスタオルひとつで汗をかくほど遊ぶ子どもたち。ちょっとしたアイデアで遊びの幅って広がるものですね。おもちゃで遊ぶことも楽しいですが、こうして子どもと一緒に遊んであげることも大切だと感じています。(TEXT:ママライター田中由惟)