こんにちは。ママライターの吉井ゆみです。私は妊娠前から腱鞘炎を治療していましたが、妊娠すると「妊婦さんは何かあるといけないから」と病院に断られてしまい、そのまま出産・育児を迎えました。その後、さらに悪化していく腱鞘炎の様子と、私が実践して痛みが和らいだ方法をご紹介します。
毎日の抱っこで腱鞘炎が悪化!
発育がとってもいい私の息子。そんな息子を毎日抱っこしていると、さらに腱鞘炎が悪化していまいました。完全母乳だったため、息子を預けて病院に行くこともままならず、痛みに耐えながら育児をしていました。
息子が3カ月になったころ、ようやく接骨院へ行くことに。このときの息子はなんと9kgに迫る体重でした。接骨院に行った私はふだんからできる痛みの緩和法を聞き、現在でも実践しています。すぐに大きな効果が出るわけではありませんが、痛みが和らぐので助かっています。
対処法1. サポーター
腱鞘炎は、患部を動かすことで炎症をさらに悪化させてしまうそうです。また、産後のホルモンが影響している可能性もあるとのこと。
腱鞘炎の最も有効な治療法は、患部を動かさないことです。しかし、子育て中はそうもいきません。そのため、日ごろからサポーターをすることで、できるだけ悪化を防ぐことができます。薬局で購入した、指から手首にかけてサポートできるタイプのサポーターを愛用しています。
少し窮屈な感覚がありますが、サポーターをしているときは痛みがあまり出ません。日常生活でもできるだけ着用するようにしています。リストバンドでも効果はあるそうなので、ぜひ試してみてください。
対処法2. 温めてマッサージ
腱鞘炎によって、急激な痛みと腫れがある場合は冷やした方がいいそうですが、腫れが引いたあとは温めた方がいいのだそうです。血行をよくすることで、患部の周りの筋肉がかたくなることを防ぎ、回復を助けてくれます。
私は、使い捨てカイロで温める、ホットタオルで温める、温湿布を貼るなどして、温めるように心がけていました。温める際に、手首から肘にかけての筋肉を、反対の手で雑巾を絞るようにマッサージすると、腱鞘炎に関係する筋肉がほぐれるのか、より効果的でした。
腱鞘炎の痛みが出てつらいときには、夫に協力を仰ぎ、手や腕を休めることも大切です。また、早めに通院して、早めに治すことをおすすめします。(TEXT:ママライター 吉井ゆみ)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。