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《ママ産婦人科医にインタビュー》妊娠前に知っておいてほしいこと

 

2児の母であり産婦人科医である土屋裕子先生のインタビューをご紹介!今日は、妊娠前に知っておいてほしいことについて聞きました。

 

妊娠にはタイムリミットがある

今や40代の出産は珍しくないが、それは一握りのラッキーな人たちです。もともと40代の妊娠率は低く、また妊娠できたとしても流産する確率も高い。一般的には、38歳をピークに卵巣の機能が衰えていくので、30代半ばまでに妊娠を目指すのが理想的だと思います。最近は晩婚・晩産になっており、2人目以降の妊娠がなかなかできずに相談に来る患者が増えています。

 

葉酸は妊娠前から摂取してほしい

妊娠して初めて「葉酸を摂るといい」ということを知る人が多いと思いますが、実は葉酸は妊娠前から摂取しておいたほうがいい栄養素。海外では、女性なら当たり前に知っている知識なんですが、日本ではまだまだ知られていません。

 

胎児に影響を及ぼす病気も

母子感染をおこす可能性がある感染症として梅毒、HIV,クラミジアなどは知っているかもしれませんが、風疹、トキソプラズマ(寄生虫)、サイトメガロウイルス、リステリアなども要注意!これらは知っていれば妊娠中の感染をある程度予防することができます。病気にかかった後で「知らなかった!」では取り返しがつかないこともあります。詳しくは通っている婦人科、産婦人科の先生に聞いてみてくださいね。

 

興味を持って自分から情報を得て

産婦人科医としてアドバイスできることは、妊娠前も知っておくべき知識があるので、いろいろ興味をもって情報を得てもらいたいということです。日本では、妊娠前に知っておくべきことを知るチャンスが少ないので、ぜひ積極的に調べてみてください。

 

 

自分の体や赤ちゃんの命に関わることもあるので、赤ちゃんがほしいと思ったら、妊娠や出産の情報は知っておくことが大切なんですね。

 


土屋裕子先生

群馬大学を卒業後、東京大学の医局を経由して、帝京大学付属溝口病院にて産婦人科医として所属(専門は腹腔鏡手術と母子感染)。数々の出産の現場を経験した医師として、そして2児の母としても輝いている女性産婦人科医。

 

帝京大学付属溝口病院のHPはこちら>

 

 

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