こんにちは。ママライターの田中麻奈です。わが家の息子は、生後8カ月で初めて風邪を引きました。通院している小児科ではシロップの薬は出さない方針だったため、粉薬を処方してもらったのですが、薬をいやがってなかなかうまく飲んでくれませんでした。そのときに、うまくいかなかった飲ませ方と効果的だった飲ませ方をご紹介します。
うまくいかなかった飲ませ方①
うまくいかなかった飲ませ方は、「薬を水で練って赤ちゃんの内頬につける」でした。まず、処方された粉薬が少量だったので、水を入れすぎてしまったりと、練ること自体も難しかったです。
スプーンの先に水を付け、少しずつ垂らすと、うまく練ることができました。練った薬を内頬に塗ると、息子はうまく飲み込めなかったようで、全部戻してしまい、この方法では薬を飲むことができませんでした。
うまくいかなかった飲ませ方②
次にうまくいかなかった飲ませ方は、「スプーン・コップで飲ませる」でした。薬を練って飲ませたことで、薬がさらにきらいになってしまった息子。水を混ぜた薬をスプーンで飲ませようとすると、手で払われてしまい、薬がこぼれてしまいました。
コップも同様で、薬が入っているとわかると口も開けてくれず、まったく飲ませることができませんでした。息子にとっても私にとっても、薬の時間はとてもいやな時間になってしまいました。
効果的だった飲ませ方「スポイト」
このままでは薬を飲ませることができないと思ったので、今度はスポイトをドラッグストアで購入しました。パーツが分解できる、洗いやすいタイプのスポイトです。薬に水を混ぜて、口の端からスポイトを入れて飲ませると、いやがりはしますが飲めたときもありました。
ただ、分解できるスポイトだと、息子がいやがったときにパーツがはずれてしまったので、シンプルな分解できないスポイトに買い換えました。シンプルなスポイトがいちばん使いやすく、いやがりはするものの、何とか薬を飲ませることができるようになりました。
赤ちゃんに粉薬を飲ませるのは、水で溶いたり練ったりと手間がかかります。そのため、シロップタイプの薬だと手間が減って楽なのにと感じました。薬のタイプを小児科の先生に相談してみることもひとつの手だと思います。(TEXT:ママライター田中麻奈)