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「どこのどいつだ」彼女の親が結婚反対?!低年収の僕が結婚を諦めていると

僕は彼女にプロポーズをすることを本当に悩みました。なぜなら、結婚するためには大きなハードルを越えなければならなかったからです。

「どこのどいつだ」彼女の親が結婚反対?!低年収の僕が結婚を諦めていると

 

彼女との結婚が厳しいと思っていた理由

彼女とはとても仲が良くて、ずっと結婚したいという気持ちがありました。付き合い始めて間もないころから、いつかはプロポーズしたいと思っていましたが、彼女と一緒にいるうちに結婚は難しいと考えるように。

 

その理由は、彼女の両親や親族の考え方でした。今では古風ともいえますが、夫は妻よりもステータスも年収も高い人でないといけないと考える人たちだったのです。

 

僕はしがないサラリーマン

彼女は大学勤務で、しがないサラリーマンの僕よりもだいぶ年収が高く、プロポーズをしてたとえ彼女が受け入れてくれたとしても、両親や親族からは反対されるだろうと不安でした。

 

結婚を認めてもらうにはとてつもなく苦労することが目に見えていたので、結婚はあきらめ、恋人関係でいられることに幸せを感じようと自分自身に言い聞かせていました。

 

プロポーズのきっかけは?

そんな僕の気持ちを汲み取ってくれたのか、彼女のほうからプロポーズしてほしいような雰囲気を出してくれて、僕は思い切ってプロポーズすることに。

 

きっかけになったのは2人で行った旅行の帰りに、実家に寄らないかと提案されたことです。僕のような低収入の男性と付き合っていることが両親にバレたら、勘当されるのではないかと思っていたので、彼女のほうからそう言ってくれるのは意外でした。そこで僕も本音を話してプロポーズすると、彼女が「私も一緒に説得するから」と言ってくれて思わず涙が出そうになったのを覚えています。

 

案の定、彼女の両親は僕に対してあまり好印象を持ちませんでした。ただ、食事をしながらゆっくりと話をしているうちにだんだんと打ち解けてきて、最終的には結婚を許してもらうことができました。結婚式にも出席してもらえて、今後も良い関係を続けられると思っています。

 

 

僕は、彼女の両親のイメージから勝手に「結婚は無理だ」と思い込んでいました。彼女が、僕の気持ちを察してくれたおかげで、結婚する夢が叶えられたと思っています。この一件で、どんなにハードルがあっても信頼関係があれば乗り越えられると知りました。今後も、彼女との絆を大切にしたいです。

 

著者/高坂良介
イラスト/マメ美

 

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