こんにちは。日本コミュニケーション育児協会の珠里です。「子どもの前では夫婦ゲンカはしない方がいい」と言いますが、つい気持ちが抑えきれずに……ということもありますよね。
今回は、子どもの前で夫婦ゲンカをしてしまったときについてお伝えいたしますね。
素直に謝り合う
目の前でパパとママがケンカをすると、子どもは恐怖やさみしさを感じ、泣き出してしまうこともあります、ですので、やはり子どもの前では夫婦ゲンカはしない方がいいでしょう。ですが、してしまったものは仕方がありません。そんなときには子どもの目の前でパパとママが「〇〇してごめんなさい」と声に出して素直に謝り合い、仲直りすることをおすすします。
子どもにも謝る
そして、子どもに「こわい思いをさせてしまって、ごめんね」「いやな思いをさせてしまって、ごめんね」と謝りましょう。そのときに、子どものわかる範囲でかまわないので、なぜケンカをしてしまったのか、ケンカをしてしまってどういう気持ちなのかなども伝えてあげると、子どもなりに理解して受けとめることができ、子ども自身の気持ちが落ち着きますよ。
夫婦ゲンカから学べること
子どもにとって、パパとママがケンカをすることは、やはりとても心配になるし、不安を感じることなのかもしれません。ですが、ケンカをしてもお互いのことを理解しようと歩み寄ることや、謝ることで仲直りができ、笑顔になれること、よりよい関係を築こうとする姿勢も学ぶことができます。
どんなことにもポジティブ要素がある
だからと言って、もちろんお子さんの前で「ケンカをどんどんしてください」とは言いません。私がお伝えしたいのは「もし、ケンカをしてしまっても、ご自身を責めたり、落ち込まないでください!子どもは夫婦ゲンカからも、コミュニケーションの取り方や人の感情などについて学ぶことができるのですよ」ということで、どんなことでも見方や考え方を変えると、ポジティブ要素があるということです。
いつも仲のいい夫婦は理想ですが、人間同士ですからケンカしてしまうこともあると思います。もしケンカしてしまったときは、自分を責めずにいい面を見るようにしましょうね。
日本コミュニケーション育児協会(JCCRA)理事、トイレトレーニングアドバイザー®養成トレーナー、「子育てをもっとハッピーに!」をモットーに5人の子育ての経験を活かして、トイレトレーニングアドバイザー®として活動。その他「子どもの心と体に触れるコミュニケーション子育て」を発信しています。