もしかして、小児科よりも耳鼻科!?
長男が生後3カ月のとき、39度を超える高熱が3日間続きました。私は長男を連れて小児科を受診し、インフルエンザやアデノウイルス、RSウイルスなどの感染症を調べてもらいましたが、すべて陰性。ひとまず、解熱剤を使用しながら様子を見ることに。
高熱が出始めてから4日目には、解熱剤を使わなくても平熱でいる時間が長くなりましたが、鼻水の量はそれほど変わりませんでした。さらに、そのころから長男は、やたらと左耳をかきむしるような動作をするように。私は「これって、もしかして耳が痛いのかな? いつもより機嫌悪いような気もするし……。もしかして、中耳炎?」と、耳鼻科を受診することにしました。
耳鼻科医に、これまでの経緯や、耳を触る動作について伝えました。「こんなに小さくて中耳炎になる子って、なかなかいないんだよね。違うと思うけどなぁ〜」と言いながらも診察をしてくれたところ、長男の左耳は急性中耳炎になっていたのです。耳鼻科医は、「こんなに小さな赤ちゃんで急性中耳炎になるのは本当に珍しいんだけど、早めにわかってよかったよ」と抗生物質を処方してくれました。
長男がいつも触ることのない左耳をやたら触っていたのと、鼻水がたくさん出ていたことが気になり、すぐに耳鼻科を受診したため早期発見できてよかったと思います。抗生物質をすぐに開始し、1週間後の再診のころには中耳炎はすっかり治って安心しました。
※生後3カ月未満で38度以上の発熱がある場合は、他の症状の有無に関係なく、夜間・休日にかかわらず必ず受診しましょう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。
監修/助産師 松田玲子
イラスト/ななぎ
著者:吉川 みきな
14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。