小学1年生の保護者は大忙し!
息子が小学校に入学したときの話です。小学校に提出する書類や教科書などには、名前や必要事項の記入がたくさん必要で私はぐったり。夫は見ているだけで、書類作成はもちろん宿題が出されても一向に手伝ってくれません。夫に「手伝って」と言うと、「なんでそんなに時間がかかるの?」と不満そうな態度。
ある日、体調不良が続いていた私は、2~3日入院することになります。夫は料理や洗濯には自信があるタイプなので、私が家にいなくても「問題ない」と余裕の様子。入院に備えて、私が普段おこなっていることをリストにして渡しても、夫は「これくらいサッと終わるでしょ」と言います。私は「あーそうですか、じゃあやってみてよ」と少しイラッとしながら答えました。
そして、私の入院生活が始まります。入院2日目、お見舞いに来た夫は「こんなに大変だとは思っていなかった……」とげっそり。「いつもママが何かしら作業している意味がわかった」と私の大変さをやっと理解してくれたのです。
私が退院してからは、夫が率先して行動してくれるように。息子も少しずつ自分のことは自分でできるようになりました。私の入院をきっかけに育児の大変さ担に気づいてくれてよかったと思います。
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作画/mosu
著者:さとうきみ
元気いっぱいの6歳の男の子と夫の3人家族。毎日慌ただしくも楽しい生活を送っている。