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「申し訳ございません…」体調不良で早退→先輩がかけてくれたまさかの言葉とは

仕事中に生理痛がつらかったとき、周囲の人から助けられた思い出があります。数年前のことですが、今でも私の心に残っている思い出です。そのとき、新卒で入った会社だったため、「頑張らなきゃ」と必死だったのですが……。

 

 

新卒入社の会社で体調不良に

私は新入社員として入った会社で、先輩社員に教わりながら仕事を覚える日々を送っていました。1日でも早く仕事を覚えたいと、私はとにかく必死で……。

 

そして、生理日に出社していたときのことです。廊下を歩く途中で急に頭がフラフラしてしまいました。それでも、そのときはどうにか持ちこたえて仕事をこなそうと思い、立ち上がって持ち場に戻ろうとしたのです。

 

フラフラしていて仕事ができず

どうにか持ち場には戻ったものの、動くことも多い仕事で座る時間はなく……。しばらくは気力で踏ん張っていましたが、気分が悪くなり、その場でしゃがみ込んでしまいました。

 

するとその様子をみた女性の先輩社員が、「気分悪そうだけど大丈夫? 休憩室で休んでいていいよ」と親切に声をかけてくれたのです。私はその先輩社員に「すみません、生理中で体調不良になりました」と正直に伝えたのですが、「迷惑をかけてしまった」という罪悪感でいっぱいで……。

 

やさしくしてくれた先輩

先輩に連れられ私は休憩室へ。先輩はやさしく寄り添ってくれ、ペットボトルの水を私にくれました。そして、「現場は代わりに回すから、無理しないで休んでいて」とやさしく声をかけてくれたのです。

 

先輩の言葉に甘え、その日は早退してゆっくりと休むことにしました。そして翌日には体調が戻ったので、先輩社員や同僚に「昨日は申し訳ございません」と謝罪。周りの人たちは驚いた様子で「大丈夫だよ! 気にしないで」「体調が悪いときはお互いさまだから」とやさしく励ましてくれました。

 

社会人になったのに体調管理が甘かったなと、自分でも反省。でも、あのとき先輩に支えられてとても心が救われました。

 

 

生理のときに助けてくれた先輩は、私が入社2年目のときに退職。退職するまでの期間は仕事を熱心に教えてくれて、仕事以外でもやさしくしてくれました。この日から数年以上経っても、その先輩社員のしてくれたことははっきりと覚えています。私自身も、先輩社員のように困っている人を助けられる人になりたいと思わせてくれた経験でした。

 

著者/光丘月乃
作画/ちゃこ
監修/助産師 松田玲子

 

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