赤ちゃん用品店などの店頭には、さまざまな育児用ミルクが並んでいますよね。どの種類の育児用ミルクを選ぼうかと思ったときに、価格以外の違いはなかなかわかりにくいものです。みなさんは、どのように育児用ミルクを選んでいますか?
産院で使っていた育児用ミルクをチョイス
上の子を出産した際、産院で使われていたのは、比較的高めのA社の育児用ミルク。私は母乳の出があまり芳しくなく、退院後もしばらく育児用ミルクのお世話になりそうな状況でした。
産院で使われていた育児用ミルクは、値段が高かったことから購入を迷ったのですが、ほかに「この育児用ミルクがいい」という情報もなく、「産院で選ばれるくらいだから高いけれどいいものなのだろう」と思うことにして、A社の育児用ミルクを使い続けました。
下の子の出産時には別の育児用ミルクに変わってた!
2年後、上の子のときと同じ産院で下の子を出産しました。二度目の出産だったからか、初産だった前回よりは母乳が出やすくなっていましたが、やはり育児用ミルクを足す必要がありました。
そのときに気付いたこと。それは、産院で使われていたのは、上の子のときと同様の育児用ミルクではなく、もう少し価格の安い育児用ミルクだったことです。「ほかの育児用ミルクでもよかったんだ!」と少しショックを受けました。
ママが使いやすいものを選んでOK
気になった私は、助産師さんに聞いたところ、産院で使う育児用ミルクは定期的に変更しているということでした。
日本で市販されている育児用ミルクは、どれも厚労省の栄養基準を満たしているため、安全といえます。加えて、赤ちゃんの体質に合わず、便秘がちになってしまうなどのことがなければ、溶けやすさや形状など(粉タイプ・キューブタイプなど)の面で、ママが使いやすいものを選んで大丈夫とのアドバイスをいただきました。
育児用ミルクなら、どれを選んでもOKと聞いて安心しましたが、試供品などをいくつか試したところ、銘柄によって赤ちゃんの飲み方や体調に特に違いは見られませんでした。それからは、溶けやすく価格も比較的手ごろなB社の育児用ミルクを愛用しています。
著者:奥田美紀
二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。