わが子は最初、幼稚園に通っていたのですが、途中から保育園へ通うようになりました。2歳くらいからお昼寝はほとんどしていなかったので、保育園へ行くことになり、とまどったことのひとつは「お昼寝問題」。今回は、そのお昼寝の悩みと工夫についてお伝えします。
保育園のお昼寝ってどれくらい?
わが子が通っていた保育園は、行事のとき以外は毎日お昼寝タイムがありました。布団セットを準備し、毎週、持ち帰って洗濯。冬は2週間ごとになる時期もありますが、わりと手間です。
お昼寝は、給食後に子どもたちが絵本を読んでいる間に、先生が教室に布団を敷いていた様子。13時前に布団に入って、15時まで寝ることになっていました。年長さんになると、小学校入学前準備で、10月ごろから机でちょっと寝る程度のお昼寝になりました。
ちゃんと眠れるかな?
娘は、体力があり、2歳ごろからお昼寝をしなかったため、保育園でお昼寝できるかどうかが心配の種でした。案の定、「布団に入っても眠れない」と当初言っていましたが、みんなで布団に入り暗い中でゴロゴロしているうちに昼寝するようになりました。
けれども、今度は夜、眠れない……。一度布団に入るのですが、お姉ちゃんが寝ると、また起きて夜中まで起きているようになってしまいました。
おねしょは大丈夫?
わが子は、3歳前におむつははずれていましたが、夜はおねしょをすることがあり、おむつをしていました。なので、お昼寝のときも失敗しないか心配で、お昼寝布団のシーツは防水のものを準備し、持たせました。
やはり、新しい環境ということもあり、おねしょが続くこと数回。子どもに聞くと、寝付けない間にトイレに行きたくなるけれど、がまんして眠るともらしてしまう、と言ったので、先生に相談。寝付く直前にトイレに行かせてもらうと、おねしょをしなくなりました。
子どもにとっても新しい環境での新しい生活は、大変なもの。不安な点が出てきたら、その都度、先生に相談をして、まず試してみて、いい解決方法を見つけていけたらいいと思います。
著者:石原みどり
知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。