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「ママね実は…」めずらしくご馳走してくれた実母からの衝撃告白→動揺した私は… #わたしの3人の母 4

「わたしの3人の母」第4話。10代で結婚した両親のもとに生まれ、2人姉妹の次女として育ったこだころ.さん。4人家族と父方の両親の6人で暮らしていましたが、3歳の時に両親が離婚。おばあちゃん子として育ちます。母は家を出ていき、無職の父は家を空けることが多く、その後再婚。ある日父が連れてきた、りーと名乗る18歳の女性が新しい母となりました。結婚前はやさしかった彼女も、一家の家計を支えるようになると一変。嫉妬深い性格のため実母の写真を燃やしたり、つい実母の話を口にしたこだころ.さんの髪の毛を引っ張ったりとその激しい気性を隠しません。それを見かねた祖母はある日……。

祖母は実母の電話番号を教えてくれ、姉妹はりーがいないときを見計らって電話をかけます。電話口で母に会いたいと泣く娘にこれまで接触をしぶっていた実母も了承し、りーに内緒で母の実家で会うことに。

一方、りーは父との子どもを出産。育児で家にいるため母と会うことができず隠れて電話をするも、りーに見つかり連絡手段を絶たれます。2人目の子どもを出産後、しばらくしてりーから交換条件のもと月1回なら母に会ってもいいと言われて喜ぶのですがーー。

 

父以外の人といる母を見たくなかった。もう私は邪魔なの?

わたしの3人の母 4

 

わたしの3人の母 4

 

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月1回の母との面会を許され数年後、遠方にいる友だちに会うため母に車で送ってもらう際に、見知らぬ男性も同乗。挨拶するように言われますが、父以外の人といる母を受け入れたくないため、無反応で返しました。

 

それから数カ月後、姉妹を焼き肉に連れてきてくれた母が妊娠を報告。姉につられておめでとうと口にしますが、本音は複雑な気持ちのこだころ.さん。喜びでいっぱいの母はこれから出産に入るのであまり会えなくなるが良い子でいてねという言葉に、母にとって自分はいらない存在だと感じてしまいます。

 

しかし、思ってたより悲しくなかったのは祖母の存在があるからでした。

蚊に刺されて腫れ上がり眠れない時に庭のアロエを塗ってずっと付き添ってくれ、生理や料理のこともやさしく教えてくれました。母にするようなわがままも反抗もすべて、いつもあたたかく受け止めてくれる祖母。

そしてこだころ.さんが小6のころ、借金で我が家を失うことになるのでしたーー。

 

◇   ◇   ◇

 

父が再婚したときは4歳で物心つくかつかないかの頃だったからか、それとも母はやはり特別な存在だったからか、母の新たな男性が受け入れられなかったこだころ.さん。

決していらない子どもということはないはずですが、思春期ということもあり喜び全開で母から会えなくなるけどと言われると、どうしても置いてけぼりの気持ちになりますよね。

わがままも反抗も丸ごと受け止めてくれる祖母がいて、思ってたより悲しみが少なかったようなのは安心しますね。

 

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    マンガ家・イラストレーターこだころ.

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