妊娠が判明したよろこびは大きいものの、妊娠中は体の負担が大きく楽なことばかりではありませんよね。私は4人子どもを産みましたが、妊娠中にいちばん不快だったものが「おりもの」でした。とくに不快だった4人目妊娠中に私が実践した、快適に過ごすための工夫をご紹介します。
妊娠中期から後期におりものの量が急増
私は妊娠中期から後期にかけて、おりものの量が急激に増えました。はじめは市販のおりものライナーを使用していたのですが、妊娠中のおりものはふだんと違い、量も多く粘度も高く、ライナーにしっかり吸収されている感覚がありません。
トイレに行くたびにライナーを交換していましたが、それでも不快で、肌もかぶれてしまいました。「カンジダかも?」と思い、産婦人科で検査もしてもらいましたが、そうではなく、妊娠特有のおりものだということでした。
妊娠前に使用していた布ナプキン
私は妊娠前も肌がかぶれやすかったため、生理中の経血が少ない時期は布ナプキンで過ごしていました。そのことを思い出し、布ナプキン作りで余った生地があったので、手作りの布ライナーを作ることに。
手作りの布ライナーといっても、綿100%のワッフル生地とネル生地を合わせ、小さめのハンドタオルくらいの四角に縫うだけ。それを三つ折りにして使用することにしました。
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ワッフル生地がちょうどいい
使用してみると、粘度が高いおりものも、凸凹のあるワッフル生地がしっかりキャッチしてくれて、肌のかぶれも治まっていきました。
2時間から3時間ごとに布ライナーを交換し、使い終わったものは洗剤と一緒につけ置きしてから洗濯機で洗いました。妊娠中期から使用し、きちんと手入れをすることで真っ白な状態で使い続けることができています。
最近では、綿100%の市販のライナーもよくみかけますよね。布ライナーに抵抗がある方は綿100%のライナーを選ぶといいかもしれません。そして、もし市販のおりものライナーで、かぶれてしまった・不快感を感じているという方は、一度布ライナーを試してみることをおすすめします。(TEXT:ママライター武山あゆみ)