ある時を境に隣人の戸成さんから無視されるようになった大石さん。犯人不明の嫌がらせが頻繁に起こるようになっていたとき、逆隣りに住む横田さんに、戸成さんが以前同じような嫌がらせを隣人にしていたと聞いたのです。そこで大石さんは、自分が留守にする間、できるだけ戸成さんを監視して、証拠を押さえてほしいと横田さんに頼みました。そして、その夜、車を運転していた大石さんの携帯に着信が! それは、監視を頼んでいた横田さんではなく、戸成さんからだったのです。
電話の主は戸成さん!彼から衝撃的な言葉が…
戸成さんから電話がかかってきたということ――。それは、大石さんからすると、犯人が戸成さんなのか、そうではない人物なのかが、はっきりとわかることでした。そう、ずっと嫌がらせをしていた犯人は横田さんだったのです。戸成さんは「捕まえておくから早く帰ってきて」といい、そこには、嫌がらせの張り紙を握りしめて、悔しそうな顔をした横田さんの姿があったのです。
なんと、大石さんにずっと嫌がらせをしてきたのは、戸成さんではなく、横田さんだったようです。親身に心配してくれていたはずの横田さんが、なぜこんなことをしたのでしょうか……? 信じていた人に裏切られるということは、一段とショックが大きく、つらいものですよね。あなたはこんな裏切りにあったことはありますか?