取引先とオンライン商談をする中、次々と暴かれる中村課長の罪……。裕子のSNSには勤務中に不倫デートに勤しんでいたことや、接待費を不正に使っていた証拠が次々と上がっていました。
最低な社内不倫カップルの末路は…
こんなに証拠が揃っても、自身の罪を認めない中村課長。最後の決め手になったのは、裕子からの電話でした。
実は決め手になった裕子からの電話は、ゆいさんが仕掛けた罠。この結末は、ゆいさんのシナリオ通りだったのでした。
その後、ゆいさんは無事に昇進し、中村課長は左遷されて減給、降格処分を受け、裕子は会社を退職。ゆいさんは平穏な日常を取り戻したのでした。
一時は中村課長によって不当な評価をされたゆいさん。理不尽な扱いをされていた中でも、真摯な対応が取引先の信頼を得て、強い味方を得ることにつながりました。どんなときも腐らずに、誠意ある姿勢を持つことが大切なのですね。
-
前の話を読む9話
「何で知ってる?」不倫の証拠があんなところに!?ゲス上司を追い詰めたのは… #不倫カップルの末路 9
-
最初から読む1話
社内不倫あるある!?飲み会の席で繰り広げられる「自分の男アピール」とは? #不倫カップルの末路 1
昔、勤務してた会社にも、外出する際は行き先や連絡先を事前報告する義務が有りました。例えば、何時出発で帰社時刻は何時。○時から○時までは何処其処。○時から○時は何処其処で商談。細かく報告しないとダメ。
ある時、課長が商談の時間を5時間ずらして部長に申請し、お気に入りの部下(愛人)と朝イチで商談に。
ところが、急用が出来た専務から課長に連絡が入り、課長が○○社と商談で不在だと
伝えると、緊急だったからか専務は○○社に電話連絡。
しかし○○社の担当から、
商談は16時からですので、まだ此方には来ていないですが?時間の変更も聞いていないです。何か不都合がありましたか?
との返事。
当然、専務は激怒。
オマケにその事が社長にも伝わり、その後はご想像にお任せしますが、課長と部下が専務から追求されて窮地に陥ったのは言うまでも有りません。
実は、嘘の申請をして散々好き勝手していた課長。余罪まで暴露されてザマァとなった話です。