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「あなたのせいだから」妻と“仲良し”する日。その夜、夫は元恋人に泣きつかれ… #右手に指輪をする夫 8

右手に指輪をする夫 第8話。藤井爽子(そうこ)はやさしい夫・拓也、3歳の娘・未来(みくる)と慌ただしくも幸せな毎日を送っていた。ある日、爽子は家の掃除中に、娘と同じ「未来」という名前の女性に宛てた夫の手紙を発見、さらに身内の形見だと言って結婚指輪の代わりに身につけている指輪に「MIKURU」という刻印があることを知ってしまった。どうやら、夫には娘と同じ名前の恋人がいたようだ。疑惑を抱えたまま、2人目の妊活を考え始めた爽子だが、娘の保育園の先生がやたらと絡んでくるように。その先生の名前は、なんと娘と同じ未来(みくる)だった。

 

お願い、つきはなさないで…

娘が慕っていたカナエ先生の名前が、未来(みくる)であることを知った日。

爽子は夫の元恋人の未来は同じ大学の同級生だったことを思い出し、夫の卒業アルバムを探しましたが「カナエ先生=未来」の確証は得られなかった。

 

ちなみにその日は妊活のため、夫に早く帰ってきてもらう予定だった。

しかし夫は夜になっても夫は帰宅せず、電話にも出ない。

 

爽子は不安のまま一晩を過ごし……。

 

右手に

 

右手に

 

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右手に

 

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右手に

 

 

右手に

 

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右手に

 

 

右手に

 

右手に

 

夫の拓也はカナエ先生とに呼びだされ、2人で会っていた。


“昔”と同じように拓也と楽しそうにするカナエ先生。

それに拓也は「昔とは違う」と言い退けようとしますが、カナエ先生は「毎日薬が手放せず、布団から起き上がれなくなる日もある」と訴え「こうなったのはたっくんのせい」と拓也を責める。そして拓也を抱きしめた……。

 

結局その晩は、拓也は真夜中に帰宅。
爽子との妊活の予定を反故にし、寝室の扉を開けることすらせずリビングで夜を明かした。

 

拓也よりも先に家を出た爽子は、会社で先輩に相談。
頼れる先輩は、夫と未来が通っていた大学へ出向き調べようと言ってくれた。
傷つくことを恐れ躊躇する爽子だったが、先輩の「覚悟決めて現実見なくちゃ!」という一言にハッとさせられた。

 

◇   ◇   ◇

 

夫のことを信じると決め、2人目妊活にトライしようとしていた矢先に夫の裏切り。爽子さんはどんなに悲しかったことでしょうか。たしかに先輩の言うとおり、覚悟を決める必要がありそうです。ただ、会社の先輩が味方でいてくれることで、爽子さんも少し心強いのではないでしょうか。自分ひとりで抱え込まず、信頼できる第三者に相談することによって、少しでも爽子さんのつらさが軽くなればいいですね。

 

>>次の話

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター樹ユウマ

    マンガ家。著書に「御社の不倫の件~絶対に別れさせます~」「右手に指輪をする夫」などがある。 ▼『右手に指輪をする夫』 配信書店 ※その他電子書店でも配信中

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