到着時間がわかることが魅力でもある電車は、お子さんとのお出かけに最適ですよね。グズってしまうんじゃないか?と心配しながらも、利用しているママも多いのではないでしょうか。
電車は公共機関ですのでいろいろな人が利用します。そこで今回は、子どもといっしょに電車などを利用するときに、最低限気を付けたいマナーについてお伝えいたします。
ラッシュ時はなるべく避ける
子どもを連れてのお出かけは荷物が多いため、ラッシュ時に子どもとその荷物を抱えて乗り込むのは至難の業。そして、混んでいると子どもは人の多さに圧倒され、グズりやすくなります。ですので、どうしてもというとき以外はラッシュ時を避けるのがベストです。
どうしてものときは、極力荷物は少なくし、子どもがグズったら降りて気分転換することも考慮しておくと、気持ちにも時間にも余裕が持てるのでおすすめです。
座席に靴のままあげていいの?
子どもは電車に乗ると窓の外の風景に興味津々です。なので、座席から外の景色を見るのも大好き。私も小さいころは窓の外を見ているのが好きでした。ここで気を付けたいのは靴。みんなが座る場所なので、子どもが靴のまま座席に上がってしまうのは避け、靴は脱がせるようにしましょう。
車内のほうを向いていても、足が座席から出ない場合は同様。ですので、電車でお出かけの際は“靴を入れるビニール袋”などを持っていくといいですね。 降りるときにあわてないように靴を履かせる時間の計算も大切です。
何か食べさせても大丈夫?
駅弁やパン、お菓子など、駅に売っているようなものは食べても大丈夫だと思いますが、車内では意外とにおいが迷惑になることも。 いくらおいしそうなにおいでも、不快に感じたり、具合が悪くなってしまう人もいると思いますので、なるべくにおいが少ないものを選びましょう。
また、食べカスが出るようなポロポロする食べ物は避けてくださいね。ひと口で食べられるものがいいでしょう。
電車でどんな遊びができるの?
いろいろな人が利用する電車などでは、大きな音が鳴るおもちゃや大きめなおもちゃは避け、小さなサイズのもので、見ることや感触を楽しむおもちゃがおすすめです。また、赤ちゃんのお顔の前でママの指を動かしたり、ガーゼなどをひらひらとさせて遊んであげると、目で追ったり触れようとしたりし楽しみながら遊ぶことができます。
子どものうちは、電車などの公共機関でのマナーをなかなか守れない場合がありますが、繰り返し伝えて体験していくことで、少しずつ身についていきますよ。
日本コミュニケーション育児協会(JCCRA)理事、トイレトレーニングアドバイザー®養成トレーナー、「子育てをもっとハッピーに!」をモットーに5人の子育ての経験を活かして、トイレトレーニングアドバイザー®として活動。その他「子どもの心と体に触れるコミュニケーション子育て」を発信しています。