赤ちゃんが生後8カ月ごろになると、感情表現がより豊かになり、興味の範囲が広がりました。そんなわが子の成長をうれしく思う反面、夜中に起きて遊び始めるなど、新たな悩みも発生。イライラして怒鳴ってしまったこともありました。今回は、生後8カ月ごろに私が体験した悩みとその解決策をお伝えします。
後追いが激しい
わが子が生後8カ月ごろになると、後追いが始まりました。お気に入りのおもちゃで遊ぶときでさえ、ママと一緒じゃないと遊べません。ただ、ずっと付きっきりでいるわけにもいかなかったため、私の場合、やむを得ないときには少しの間ひとりで待たせることがあってもいいと考えるようにしました。
ひとりで待たせてみると、やはりギャン泣き。気にはなりますが、「今はとくにママへの愛着が強い時期だから少しくらい仕方がない」と割り切る意識を持つと、気持ちの切り替えができるようになりました。
夜中に遊び始め、寝てくれない
夜中にムクっと起きて遊び始め、寝てくれないことがありました。暗やみのなか、そばに置いてある絵本やおもちゃを触ることが1週間続いたこともあります。そこで、下記のような対策をとると、自然と遊ばなくなりました。
・寝室を真っ暗にする
・おもちゃを寝室に置かない
・遊んでいても相手をしない
・日中の運動量をふやす
遊び始めても「寝たふり」に徹します。そうすると勝手にひとりで眠っていましたよ。
イライラして怒鳴ってしまう
赤ちゃんが興味のあるものに向かって自ら移動できるようになると、「してはいけない」場面に出会います。何度も「してはいけないこと」をされたとき、わが子に向かって怒鳴ってしまうことが多々ありました。でも、生後8カ月ごろのわが子にしかってもびっくりさせるだけ。いけないことをわかってもらうことはできませんでした。
そのため、赤ちゃんに触ってほしくない危険なものは遠ざけるなど、なるべくしからなくても済む環境に整えることが必要だったと感じます。また、気分転換に散歩をするなど、自分のストレスコントロールも大切ですね。
赤ちゃんのできることが増えるとうれしい一方で、ママの疲労やストレスがたまることもあるでしょう。育児に一生懸命になるほど、うまくいかないものです。疲れたと感じたら外の空気を吸うなど、リラックスする時間を持ちながら、赤ちゃんを見守っていきたいですね。(TEXT:ママライター田中由惟)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。