わが家は夫が転勤の可能性があるということから、車を持っていません。今住んでいる場所は市街地まで簡単に出ることができるので、移動には自転車を使っていますが、雨が降る日は公共交通機関を利用します。
娘が4歳になった今は外出の持ちものも減りましたが、赤ちゃんのときは大きな荷物を持って雨の外出は大変でした。雨の日の赤ちゃん連れ外出時の工夫や事前準備で役立ったものをご紹介します。
外出前のチェックポイント!
雨の日に車を使わずお出かけする場合は、晴れの日よりも入念な準備をします。公共交通機関を利用する場合は、行き先までの最短距離を調べたり、電車やバスの混雑時間を事前確認しておくと安心です。私はふだんからスマートフォンの乗り換え案内アプリを活用しています。
市のバス会社が運営しているバス情報アプリやサービスを活用するのもおすすめ。例えば、私が住んでいる広島県は「バスイット」というサイトがあります。リアルタイムのバス運行状況が分かるため、最寄りのバス停にバスが接近する時間に合わせて家を出て、雨にあたる時間を短くできるのでとても便利です。
また、雨でも赤ちゃんが遊べるスペースが外出先の近くにあるか、確認しました。書店やデパートのおもちゃ売り場などは、キッズ用の椅子があったり、おもちゃに触れたりできる場合があります。私もバスに乗る時刻まで、娘をキッズスペースに連れて行って一緒に遊びました。
天候に関わらず、外出先でのおむつ交換スペースや授乳室もチェックしておくといいですよ。
雨の日のお出かけで必要な持ち物
雨でお出かけするのには、晴れのときと違う持ち物が必要になります。わたしは100円ショップで買えるジップ付きストック袋に、タオル、多めに用意した着替え、濡れては困るものを入れ、濡れたものは別のストック袋に入れています。
ベビーカーでお出かけする場合
必需品となってくるのがベビーカーのレインカバー。持っているベビーカーの種類に合わせたカバーを使うことで、雨をしっかり避けることができます。私の娘はレインカバーをしてベビーカーでお出かけすると、包まれた感じとカバーにあたる雨の音が気持ちいいようで、すぐに寝ていました。
ママはレインコートを着ると、両手でベビーカーを押せるので便利です。ベビーカーに取り付けられる傘も販売されているそうなので、チェックしてみましょう。
抱っこひもでお出かけする場合
抱っこひも派のママは傘が必需品。大きめの傘を選ぶと、ママも赤ちゃんも濡れにくいです。赤ちゃんにはレインポンチョを着せると、雨を避けられます。
雨の日に赤ちゃんとお出かけした体験談
娘が0歳のときは、雨で体が冷えないことを一番に気を付けて、お出かけのときは季節に合わせたブランケットやケープをバッグに必ず入れていました。
0歳から1歳まで、移動には常に抱っこひもを使用。娘が1歳になったころは、子どもの気分やどのような天候にも対応できるよう、ベビーカーと抱っこひもを両方持って出かけていました。ベビーカー用レインカバーも購入し、雨予報のときは持ち歩いていました。
ベビーカーと抱っこひもだと荷物がかさばるため、抱っこひもは手作りしたカバーで小さくまとめて体に装着し、コンパクトに。
私の都合で出かけるときは、家に帰る前に雨でも遊べる室内スペースへ行き遊ばせることで、娘も雨の日のお出かけを楽しんでくれましたよ。
雨の日のお出かけのために、気を付けたい点や準備したいものをチェックしておくと、赤ちゃんもママもストレスなく、雨の日のおでかけを楽しむことができるようになりますよ。
著者:森下ひろこ
4歳の娘の母。結婚・出産後は得意の英語を活かしながら子ども英語講師、フリーの翻訳などをおこなう。現在は、人の心に寄り添うことを心がけ様々なジャンルを執筆。