親戚からのおさがりで、わが家に大量にあった布おむつと布おむつカバー。少し面倒くさそうに感じましたが、まずは使ってみることに!すると、意外にも布おむつ育児にはいいことがたくさんありました。また、スムーズにトイレトレーニングを始めるきっかけにもなりました。試してよかった布おむつ育児体験談をご紹介します!
たまたま大量にあった布おむつセット
長男妊娠時に、親戚からたくさんの育児グッズのおさがりをもらいました。その中で異才を放っていたのが、布おむつと布おむつカバーです。わが家にあった布おむつは、昔ながらのさらしでできた輪形のもの。それが約50枚と、サイズ別のおむつカバーが10枚ほど。これだけ揃っていたので、育児に対して強いこだわりのない私でしたが、布おむつを使った育児にチャレンジしてみることにしました。
布おむつ育児って意外と楽しい!
無事長男が生まれ、外出時と夜間就寝時以外は布おむつを使った育児がスタートしました。新生児の時期は、頻繁に排泄するため、その都度布おむつを交換します。おさがりの布おむつが50枚もあった意味が、やっとわかりました! 洗い物が多く、大変な思いもしましたが、メリットもありました。紙おむつの場合、新しいものに替えた瞬間にうんちなどをされると少しガッカリしますよね。
でも、布おむつならただ洗えばいいだけなので、まったく気になりません! 経済的にも助かりました。また、頻繁におむつ替えをするため、息子と触れ合う時間も多く、育児をしている実感が湧き、とても楽しく感じました。
スムーズに始まったトイレトレーニング
布おむつで育てた息子も1歳半を迎えました。そのころになると、息子はおしっこをすると合図をくれるようになっていました。ビチャビチャと濡れた感覚が気持ち悪いのか、息子は股を両手でペンペンと叩いて教えてくれます。
特にうんちをしたときには、不快感も強いようでした。そのたびに、トイレへ連れて行き、新しい布おむつを装着。トイレに行くと股が気持ちよくなると思ったのか、息子はトイレが大好きなりました。2歳半ころには布パンツを履けるようになりましたよ♪
布おむつを使って育児をしたことで、息子と触れ合える時間がたくさんできました。また、おしっこやうんちをしたときに感じる不快感と、新しい布おむつを装着したときの気持ちよさのギャップが、スムーズにトイレトレーニングを始めるきっかけにもなったと思っています。
著者:鍜治すみの
生後6カ月と2歳、2男の母。長男妊娠時の切迫早産により、9年続けた製薬会社のMR職を退職。前職では主に産婦人科領域製剤を担当。培った知識をフルに活かし執筆活動や育児に奮闘中。