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離乳食のプロが教えます!赤ちゃんが離乳食に飽きてしまうときの対処法

この記事では、離乳食インストラクターの中田馨さんが赤ちゃんが離乳食に飽きてしまったときについてお話します。まずは、メニューや調理法がマンネリ化していないか確認してみましょう。次に、離乳食を食べる環境を整えます。

離乳食を食べている赤ちゃん

 

こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食が3回食になる、9~11カ月ごろ(離乳食後期)以降、母乳やミルクよりも食事をしっかり食べてほしいと思うママの気持ちをよそに、赤ちゃんは離乳食にすぐに飽きてしまうことがあります。そんな場合、ママはどうすればいいでしょうか? 今日は、離乳食時の確認ポイントやママができることをお話します。

 

離乳食のメニューや調理方法をチェック

メニューがマンネリしていない?

離乳食のメニューがマンネリしていないかを確認してみましょう。9~11カ月ごろ(離乳食後期)や、1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)になるとさまざまな食材が食べられるようになります。普段使っている食材以外にも目を向けてみましょう。

 

調理方法を変えてみる

調理方法を変えてみるのもひとつです。いつも煮ることが多いなら焼く、蒸すなど調理方法も試してみましょう。新しい食感などを楽しむことは食育にもつながります。

離乳食を食べる環境を整える

食事前におむつ替えをする

食事前に体を快適にしてあげることも大切です。おむつを替える、汗をかいていたら着替えをするなど、快適な状態で食事をスタートさせましょう。気持ち悪いまま食べる食事よりも、食欲も旺盛になりますよ。

 

部屋の雰囲気を集中できるようにする

食べることに集中することも大切です。食卓周りのおもちゃを片付ける、テレビを消すなど、食べる前に部屋の環境を整えましょう。「いただきます」と声かけをすることも、お食事タイムへの良い切り替えになります。

 

好奇心を尊重してあげる

赤ちゃんが食事に飽きたように見える姿も、もしかすると好奇心の表れかもしれません。食べずに食べ物を触って遊んでいるのも、食べ物の感触や色やにおいなどを確かめているのかもしれません。そんな赤ちゃんの食べ物への好奇心を尊重してあげることも大切ですね。

 

数カ月前までは母乳やミルクしか飲んでいなかったのに、こんなにたくさんのものを手でつかんで食べることができるようなっていることに気づくだけで、赤ちゃんのダラダラ食べにもイライラしなくなりませんか。

 

 

食べる時期と食べない時期は多かれ少なかれ、ほとんどの赤ちゃんにあります。まずは、1日の生活リズムを整えて、赤ちゃんのおなかを空かせて、楽しい食事環境をつくることも意識してみてくださいね。


保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。

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