久々の「ママ、お願い」にやる気全開!
7月の連休に家族で海へ出かけたときのことです。反抗期真っただ中にある小学4年生の娘が、久しぶりに「ママ、カニをとって」と甘えてきました。
うれしくなった私は中腰になって大奮闘。家族が応援してくれる中、棒を使って小さな磯ガニを見事にゲットしたのです!
「ママ、かっこよかった!」と娘も大喜びしてくれたため、私も思わずウフフと調子に乗ってしまいました。
逃がすはずが…指を襲ったまさかの激痛
しばらくカニを眺めたあと、海へ返すことにしました。パパが「命は大切に」と言いながらカニをやさしくなでたので、私もマネをしようとしたその瞬間……。
カニが突然、私の中指をハサミでガチッと挟んできたのです! しかも爪の隙間にクリーンヒットし、あまりの激痛に「ギャアアア! 痛い!!」と絶叫。
そのまま指を挟まれ続け、出産以来感じたことのないレベルの痛みに涙が止まりませんでした。最初は笑っていた家族も青ざめ、周囲の人たちまで心配して集まってきてしまいました。
カニよ、落ち着いて!思わず語りかけ…
慌てたパパはすぐにスマホで「カニに挟まれたときの対処法」を検索し、「カニを刺激せずに落ち着かせた状態で海に戻すことが大事」と読み上げます。
私は流血する指を抱えながら、「ごめんねカニさん、落ち着いて……」と必死に語りかけました。そのまま海に戻すと、ようやくハサミがスッと離れ、私はその場にぐったり。
幸い病院を受診するほどの大ケガではありませんでしたが、傷と痛みはしばらく続き、治るまでに2週間ほどかかりました。まさかの赤っ恥でしたが、赤いのはカニだけで十分です。
ちょっとした好奇心と、「大丈夫だろう」という油断が生んだ今回のトラブル。カニとの痛いふれあいを通し、生き物を甘く見てはいけないと深く学び、改めて身が引き締まる良い経験になりました。これからは彼らも必死に生きているのだということを常に念頭に置き、注意しながらふれあいたいと思います。
著者:御法川 元子/30代女性。2015年生まれの女の子の母。子どもが生後4カ月のころから企業の広報担当として働いているワーキングマザー。パニック障害を患いながらも明るい性格で元気に毎日過ごしている。波瀾万丈な人生だが、明るく楽しくをモットーに! 趣味は音楽鑑賞・カラオケ。
イラスト:ふー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)