自分の存在をあるがままに受け入れ、前向きに生きていく「自己肯定感が高い子ども」に育てるためには、幼児期のほめ方としかり方が大切なのだそうです。わが家のほめ方としかり方のポイントをご紹介したいと思います。
ほめ上手になるポイントは日常の中にあった
ふだん子どもをほめ慣れていないと、意外にほめるという行為は難しいものです。わが家ではまず、「靴下はけたね」「お靴はけたね」など、日常の生活の中で子どもができたことを認め、声をかけることからチャレンジしました。
声をかける際は、子どもと視線を合わせることに加えて、頭をなでるなどのスキンシップをプラス。最初は、ほめる場面を探していましたが、次第に慣れていき、自然にほめられるようになってきました。
しかり上手になるポイントは視線を合わせること
子どもをしかるときにも、ほめるときと同様に、必ず子どもと視線を合わせることを徹底しました。しかることを意識する前は、案外、口先だけでしかっていることが多く、しかる頻度が多いわりに子どもにはうまく伝わっていなかったような気がします。
必ず視線を合わせることで、子どもにも私の真剣さが伝わるのか、同じ失敗を繰り返すことが少なくなり、結果としてしかる頻度が減るというプラスの相乗効果もありました。
ほめてしかって親子でコミュケーション!
ほめること・しかることを意識しておこなうと、そのどちらも親子の大切なコミュケーションの機会なのだと感じました。子どものことをよく見て真剣に向き合うことが、ほめ上手でしかり上手なママになる秘訣なのではないかと思います。
ただ、ほめる際には、できたことだけをほめるのではなく、もしできなかったとしてもがんばったことはほめてあげると、子どものやる気をアップさせてくれますよ。
以前は、子どもに「ガミガミ」と口先だけでしかることが多かった私ですが、ほめ上手でしかり上手なママを目指して、日々チャレンジ中です。子どもの自己肯定感を高めて、強くて健やかな心を育むために、まず、ほめることから始めてみてはいかがでしょうか。
著者:恋瀬たまこ
一男二女の母。商業簿記、珠算、アマチュア無線技士の資格を持つ。自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する記事を執筆中。