おおたレディースクリニック(神奈川県伊勢原市) 院長インタビュー

産婦人科の敷居を低く、入院中もラクに過ごせるように

祖父の代からの産婦人科を引き継ぎ、名称を変更し(旧名;太田産婦人科)、デザインや色使いにも工夫をいれた建物にしました。 病院内も極力ペーパーレスとし、患者さんには病院に行くイメージではなく、気軽に相談だけでも立ち寄っていただけるように心が得け ています。そのため妊娠してからではなく、婦人科から通われている方も増えていますし、お年をめした方も比較的多くきていただいています。 昔でいえば、長屋の井戸端会議のイメージですね。

待合室には、比較的大きめのキッズスペースも完備しております。

ベッド横のソファーが自慢で、希望があればご主人の宿泊もできるように、簡易ベッドになります。

出産時には「入院したら部屋から一歩も出なくていい」をコンセプトに。シャワー・洗面・トイレも個室内にあり、食事もベッドまで配膳されるのが特徴です。 まさに至れりつくせりですね。

病院内をスッキリ、患者さんにはわかりやすく!

取材日の昼食ですが、管理栄養士が工夫をこらした豪華メニューが個室まで配膳されます。 部屋を一歩も出ることがなく、出産とその後のカラダの回復に集中することができます。もちろん、母子同室もご希望に応じて対応しています。

患者さんとの対話を一番大事にしたいので、院内を極力ペーパーレスにしています。開業当初から、ベッドサイドの院内案内タブレットを導入し、患者さんには「最初にこのタブレットを見てください。」とご案内しています。その効果はテキメンです。

人生で初めての出産となると、患者さんにとっては「何をすればいいですか?」という漠然とした聞き方になるのですが、タブレットを見ていただいた方からは「ここはどうすればいいですか?」というピンポイントの質問が多くなったように思います。それにより、私やスタッフもより素早く的確なお答えができるようになり、コミュニケーションがスムーズになりました。

クリニックからの“サプライズ”をご用意

最近では立会い出産は6割ぐらいでしょうか。 とはいえ、旦那さんも出産直後にはなかなか落ち着いてはいられないものなんですよね。 出産直後、生まれた瞬間の赤ちゃんの写真を撮影するサービス「おぎゃー写真館」を提供しています。旦那さんにも、ママにもとても、喜ばれてます。

師長:小沼夕佳さん

生まれたあと、赤ちゃんの診察を終えて、服を着せたらすぐに赤ちゃんの写真をとることにしています。 実際に立ち会いされていらっしゃる旦那さんも、出産直後にご自分で写真撮影を直ぐにされるかたはいらっしゃらないので、とても喜ばれます。(※このサービスは100%提供されるものではありません。)

地域に根ざした産院を続けていきます

小沼師長とスタッフです。師長は4人のママでもあり、初めて出産する方には強い味方となっています。 スタッフ全員の笑顔も自慢です。待合室には先代の医院から受け継いでいったオブジェもあります。ちなみに、私の住居はこのクリニックの三階ですので、いつでも対応可能です。

女性にとって、産婦人科という場所はまだまだ来づらい場所であると思います。 妊娠したかもしれない行く、病気かもしれないから行くというだけでなく、気になったら診察なしでもいいので、気軽に相談してもらう場所として、 地域への社会貢献もしていきたいと思います。

ベビーカレンダー編集部


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