【助産師監修】赤ちゃんと楽しく『うつぶせ遊び』

『うつぶせ遊び』のイメージ

 

赤ちゃんの首や体幹をきたえ発達を促してくれる遊びとして、ぜひ毎日に取り入れて欲しいのが『うつぶせ遊び』です。運動量が多くなるので、夜寝てくれなかったり寝ぐずりがひどい赤ちゃんにもうってつけです。ただし、遊び方を間違えてしまうと危険を伴うこともありますので、正しいやり方をしっかりと知っておきましょう。

 

 

うつぶせ遊びの手順

※うつぶせ遊びをするのは、赤ちゃんのご機嫌がよく、必ずママが目の前にいてあげられる間だけにしましょう。その場を離れるときは、あお向けに戻してあげてください。

 

 

1.赤ちゃんが寝ている場合は、寝ている体勢から、胸と首の後ろを支えてうつぶせにします。抱っこしている場合は、床におなかがつくように、そっと置きます。  

 

2. 胸の下に巻いたタオルを入れ込みます。このとき、肘がタオルよりも前にくるようにしましょう。こうすることで、肘で身体を支えやすくなります。

 

ポイント①:体の下にタオルを入れると、おなかの圧迫が軽減され、苦しくならないので長く遊べます。また、顔が真下を向いていても敷物に顔が埋もれてしまうことがありません。

 

3.一緒に目線を合わせて、声をかけてあげましょう。赤ちゃんのモチベーションが上がり、お母さんも一緒にうつぶせ遊びを楽しむことが出来ます。

 

ポイント②:時間は月齢×10分が1日の目安です。まとめてではなく、小分けでも構いません。

 

 

うつぶせ遊びのメリットは?

●頭を持ち上げることで背筋、腕で踏ん張ることで腕の力や腹筋が鍛えられ、しっかりした体幹が作られます。
●首のすわりを促します。
●全身運動なので、遊び疲れてよく寝てくれるようになります。



「寝つきが悪い」「眠りが浅い」「生活リズムがバラバラ」などでお悩みのママは、この遊びをぜひ1日のなかに取り入れてみてください。赤ちゃんが程よく運動できるので、夜ぐっすり眠ってくれるようになるかもしれませんよ。
 


監修者:助産師・特定非営利活動法人だっことおんぶの研究所認定  ベビーウェアリングコンシェルジュ 宮川めぐみ

2001年京都第二赤十字看護専門学校卒業、2002年国立病院東京医療センター附属東が丘看護助産学校助産学科卒業。産科病棟にて約12年間助産師として勤務し、多くの妊産婦、褥婦、新生児のケアに関わる。現在は個人で東京23区内で新生児訪問、母乳育児相談を中心に母子のケアに携わる。

 

※ベビーウェアリングコンシェルジュとは、親子ともに安全で快適な抱っこやおんぶを指導します。素手だけでなく、各種道具(子守帯)を使っても実現できるように指導できる技術を有しており、専門の教育を受けた者です。世界中には60以上のベビーウェアリング・スクールが開設されています。日本ではだっことおんぶの研究所が主催する養成講座のみがベビーウェアリング・スクールとしてカウントされています。

 

 

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