いびきをかいて眠ります

風邪や鼻水が硬くなることでいびき呼吸をすることが多いです。もともと後鼻腔という一番鼻の奥のところは乳児では狭いので、ちょっとしたことでいびき呼吸になることがあります。鼻以外の原因としてのどに分泌物が多かったり、舌根沈下といって寝ているときに舌が落ち込む、あるいは顎が小さいので寝るとやはり舌が落ち込むといったことも原因として考えられます。喉頭軟化症という声帯より上にある気道が軟弱なために空気を吸うときに引き込まれたり虚脱していびき様の呼吸をすることもあります。機嫌もよく発育や発達も良好であれば経過をみてもよいと思いますが、心配なときはいびきをかいているときの様子をビデオにとって医師にみてもらうと役立つことがあります。