【医師監修】産後うつかなと思ったら

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師池谷 美樹 先生
産婦人科 | 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長

岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長。

【医師監修】産後うつかなと思ったら

 

産後うつとは

産後2週間〜3カ月ごろに発症し、治療が必要な心の病気です。マタニティブルーズがそのまま移行して、産後うつになってしまう場合もあります。気分が落ち込むだけでなく、日常の生活のことができなくなってしまうことが特徴です。赤ちゃんのお世話ができない、掃除などの家事ができない、献立が考えられないなどが起こります。また食欲不振、不眠症などの症状が現れることもあります。

 

 

産後うつの原因とは

マタニティブルーズの原因と同じく、出産の疲れ、慣れない育児による不眠や疲労、プレッシャーなどが原因となります。それ以外にも環境の変化や、産後に赤ちゃんと2人きりで家にこもりきりになってしまうこと、育児がうまくいかないと悩むことなどが挙げられます。

 

 

産後うつかなと思ったら

生まれたばかりの赤ちゃんが何をしても泣きやまなかったり、母乳育児がなかなかうまくいかなかったりなど、出産や育児では思い通りにならないことがたくさんあります。そんなときは、周りの人の助けを借りたり、地域の育児支援サービスを利用したりしましょう。今すぐしなければいけない、今日しなければならないなど、完璧を求め過ぎるのはよくありません。たまには、赤ちゃんとのんびり何もせずに過ごす日があっても大丈夫です。また、赤ちゃんと離れたいと思う気持ちがあっても当たり前ですので安心して。パパや両親、一時保育などに赤ちゃんを預けてたりして、息抜きや気分転換をしましょう。

 

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