健診でC型肝炎の感染が分かりました

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妊娠・出産のQ&A

健診でC型肝炎の感染が分かりました

現在妊娠21週です。妊婦健診の血液検査でC型肝炎が陽性でした。産婦人科の先生からは、「現在妊娠中なので治療はできない。出産後、定期的に血液検査をしてください」と言われました。また、「赤ちゃんへの感染は分からない」というあやふやなご回答でした。今まで、輸血などをしたことはありません。赤ちゃんへ感染するのでしょうか? 出産後、血液検査をするまでにひどくならないかととても心配です。

 

C型肝炎ウイルスは、B型肝炎ウイルスと同様に母子感染が知られています。子どもへの感染時期は、分娩時と考えられています。これまでの報告では感染率は10%未満と低率で、そのほとんどが母体の血中HCV-RNA陽性例で、このHCV-RNAが高値の場合、感染率も20~36%と高率になります。逆に、これが陰性なら母子感染も稀と考えてよいようです。もし、子どもが感染した場合には、生後2~3カ月でHCV-RNA陽性となりそれが持続する例と、3~4歳ごろまでに自然治癒する例とがあります。生後は、小児科医による長期的な観察が必要です。今の段階では、まず内科を受診し、今後のフォローについてのコンサルトを求めることをお勧めします。妊娠中は、ときどき肝機能の血液検査をするのみで、HCV-RNA(+)なら産後に加療することになるでしょう。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール

三鷹レディースクリニック院長
天神 尚子(てんじんひさこ)先生

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。

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