帝王切開ではどこにどのような傷ができますか?

妊娠・出産のQ&A

帝王切開ではどこにどのような傷ができますか?

現在、妊娠35週です。赤ちゃんは逆子で骨盤位ですが、母子の安全のため、病院からは帝王切開を勧められています。気になるのは傷跡ですが、どこにどのような傷ができるのでしょうか?
また、一度帝王切開で出産した場合、2人目以降の子どもを産む際にも帝王切開を選択した方が出産時の母体へのリスクが少ないのでしょうか? 2回目、3回目の出産では、また別の場所に傷ができるのでしょうか?
逆子が直らない限り、帝王切開を避けられないのは理解していますが、傷跡がどうなるのかが心配です。

 

骨盤位でも、出産方法は経膣分娩と帝王切開が選択できますが、頭位分娩に比べて胎児には不利になることが多く、少子化や社会的背景などから、ほとんどのケースで帝王切開が施行されています。
手術の傷は、横切開なら陰毛の約1cm上を横に10cmほど切開します。縦切開なら、へその下から恥骨の2~3cm上まで10cmほど切開します。
帝王切開後の妊娠で経膣分娩を選択した場合、子宮破裂のリスクは、予定帝王切開を選択した場合の約2倍になる、という報告もあります。したがって安全性を考え、2回目以降も帝王切開になることが多くなるでしょう。
なお、2回目でも3回目でも、同じ場所を切開しますので、傷跡は一本しか残りません。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール

三鷹レディースクリニック院長
天神 尚子(てんじんひさこ)先生

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。

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