夜中の授乳で虫歯が心配です
1歳3カ月の女の子なのですが、上の歯が虫歯のようです。すでに溶けてたまに粟粒のようなかけら(歯)も出します。「夜中の授乳のたびに、歯をガーゼのような物で拭きましょう」と保健婦さんに言われましたが、夜中4回から多い日は7回も目が覚め、大泣きします。ついつい、おっぱいをあげれば泣き止むので、1歳3カ月の今でも夜中におっぱいをあげています。歯医者に連れて行きたくても、母である私が歯みがきをしようとすると泣いて暴れて抵抗するくらいですから、処置ができるかどうか心配ですし、うがいも気が向いたら吐き出す程度しかできません。地元には小児歯科のような専門的な先生がいらっしゃらないのも困っています。泣いてでも歯医者に行かせるべきでしょうか? 今、私にできる処置はありますか? このままだと、半年後くらいには歯がなくなってしまうのではないかと心配です。
小児歯科の先生に、お話を伺ってみました。夜間の母乳によって、歯が溶けてしまうような虫歯になることはまずない、ということです。多分甘い物を食べる習慣があったり、歯みがきをきちんとする習慣がないことが原因で、虫歯が進んでしまったのではないでしょうか? 夜寝る前には、歯ブラシで歯みがきをする習慣をぜひつけてください。そうすれば、夜間の授乳のたびに歯を拭く必要はないでしょう。歯みがきで暴れるのは、どのお子さんも同じです。でも歯みがきの習慣は、小さいうちからでなければつきません。大変な場合は、ご家族にも協力をお願いしてみてはいかがでしょうか? また、虫歯があるなら歯科できちんと診てもらいましょう。少し足を延ばせば小児歯科があるのなら、ぜひそちらを受診なさることをおすすめします。小児歯科の先生方は、泣いて暴れる子をたくさん診てきています。そして、泣かせないテクニックや、暴れる子への対応のノウハウも十分持っています。気後れせずに受診して、これからどういう風に家でケアすればよいか、ぜひぜひアドバイスを受けてください。