乳児湿疹を治すためのホームケアの方法は?
生後1カ月の女児を育てています。1カ月健診のときに乳児湿疹があり、ロコイド軟膏が処方されました。「1日1回塗るように」と言われたので、毎日お風呂上りに塗っていますが、なかなか改善しません。塗る量が少ないのでしょうか? また、お風呂では顔は泡をつけずに、濡らしたガーゼで拭いているのですが、薬を塗っているので泡で洗ったほうがいいのでしょうか? お風呂上がりには、軟膏以外にも保湿クリームなどを塗ったほうが良いのでしょうか? ホームケアの方法を知りたいです。
赤ちゃんに限らず、私たちのスキンケアは「洗浄と保湿」が大原則です。汚れを落とさずに薬を塗っても、効き目は薄いです。できれば、弱酸性の洗浄剤を使ってください。その洗浄剤をよく泡立て“アワアワ”の状態にして、その泡を手ですくって、顔も体も手でやさしく洗ってください。そしてシャワーでしっかりと流したら、軽く拭いて、すぐに保湿剤を顔や体にたっぷりと塗ってください。入浴後5分以内がベストです。保湿剤は、夏はさっぱりめの化粧水タイプ、冬は皮膚を覆うクリームや軟膏タイプなど、季節で使い分けます。また保湿剤は入浴後以外にも、皮膚を拭いたり洗ったりするたびに、こまめに塗ることをおすすめします。保湿剤を塗ったあとに、湿疹のところに薬を処方された回数塗るようにしてください。一般的に、軟膏は人差し指の先から第一関節まで伸ばした量、ローションは1円玉大の量で、大人の手のひらの面積2枚分に塗れます。
以上のことをしっかり実行しても改善がなければ、再度受診して、塗る回数や薬剤の変更などを相談されることをおすすめします。
※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
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