動脈管開在症について

動脈管開在症について

生後5カ月半の娘のことで質問です。
低置胎盤の為、予定帝王切開にて38週1日で出産しました。 出生時は体重2887g身長46.5cmでした。
現在は体重6700g身長63.5cmです。

苺状血管腫の治療の為、ヘマンジオルシロップを生後1カ月から飲み続けています。 先日、心臓に負荷がかかる薬ということで、心エコー検査をおこないました。 ヘマンジオルシロップの副作用はありませんでしたが、動脈管開存症と診断されました。
穴自体はとても細く、今のところ身体に悪影響を及ぼしているとは考えられず3カ月の様子見と言われました。

ヘマンジオルシロップ投薬開始の際の心エコー検査では問題ありませんでした。
成長途中で開いてしまう事はありますか?
成長途中で開いたとしたら、今後も開くのでしょうか?
10月に再検査ですが、それまで気を付ける事はありますか?

専門家の回答

動脈管開存症はよくある先天性心疾患の1つです。動脈管は通常出生後に自然に閉じます。完全に閉鎖すると再び開くことはありません。したがって考えられることとして生後1カ月にはほとんど閉じていたが、一部開いていて何かのきっかけで再開通したと考えられます。ヘマンジオルシロップが動脈管を開く副作用は一般的ではありませんが、否定はできないと思います。幸い動脈管は太くはないようですので超音波検査で経過をみていき、治療が将来必要かを考えていきます。日常生活で特に気をつけることはないと思います。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者
監修者プロファイル

監修者松井潔(まつい きよし)先生

愛媛大学医学部卒業
神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント
国立精神・神経センター小児神経科レジデント
神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て
現在,同総合診療科部長
小児科専門医,小児神経専門医,新生児専門医
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