BCG接種後コッホ現象が出現しました

BCG接種後コッホ現象が出現しました

生後5カ月の男児を育てています。市の集団接種でBCG接種後3日目からコッホ現象と言われる発赤・熱感・腫脹が出現しました。自分の親に相談すると、「針刺しているんだからみんな赤くなるわよ。気にしすぎ」と笑われました。5日経っても発赤があったので市に連絡し、ツベルクリン反応検査をおこない、陽性となりました。未だに信じられません。結核の可能性は高いですか? この先どうなるのか教えてください。また、これからの生活の注意点も教えてください。

専門家の回答

コッホ現象があれば本人が結核菌をもっている可能性をがあるので、ツベルクリン反応をまずおこないます。ツベルクリン反応が陽性なので感染の可能性があります。血液検査やレントゲン検査をさらにおこないます。乳児の結核は診断が難しく、重症化もしやすいので注意が必要です。家族内で結核の方がいないか、頻回に接触した同居者以外の方の検査も必要になります。感染者がいた場合、本人が発病してなくても予防治療が必要になります。日常生活については保健所の指示に従うこととなります。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者
監修者プロファイル

監修者松井潔(まつい きよし)先生

愛媛大学医学部卒業
神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント
国立精神・神経センター小児神経科レジデント
神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て
現在,同総合診療科部長
小児科専門医,小児神経専門医,新生児専門医
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