あお向けで寝かせても、自分でうつぶせになります
生後5カ月になる娘は、3カ月半で寝返りができるようになりました。今は自分で左側にも右側にも寝返りができ、あお向けに戻ることができます。うつぶせが大好きで、日中はうつぶせになっていることが多く、布団に寝かせるとすぐにうつぶせになります。夜はあお向けで寝かせるようにしていたのですが、数時間経つと自分でうつぶせになって寝ています。顔が横を向けているので息はできていますが、それでもあお向けに戻した方がいいのでしょうか? ちなみに、夜は21時過ぎには寝て、朝7時近くまではほとんど起きません。夜間に唸りながら時々自分で寝返りしたり、顔を向く方向を変えたりしているようです。
赤ちゃんが自分でうつぶせになっていたら、あお向けに戻してあげてください。うつぶせで寝ていると、乳幼児突然死症候群(SIDS)を発症する可能性が高まります。SIDSは予兆や既往歴がなく、乳幼児が死に至る原因不明の病気です。厚生労働省の発表によると、令和3年には81名の赤ちゃんがSIDSで亡くなり、乳幼児の死亡原因の第3位になっています。夜間は赤ちゃんの寝相の変化に気づきにくいかもしれません。気づいたときに赤ちゃんがうつぶせ寝になっていたら、あお向けに変えてあげてください。あお向けに寝かせることは、睡眠中の窒息事故を防ぐ上でも有効です。さらに、SIDSの発症率を下げる他の因子には、できるだけ母乳で育てること、赤ちゃんの周りに喫煙者がいないことがあげられています。
※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
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