無排卵は自然に治らないのでしょうか?
月経不順はありませんでしたが、多嚢胞性卵巣症候群により「無排卵」と診断され、排卵誘発剤を使用し、1人目を妊娠しました。2人目を考え始めて1年経ったころ、やはり自然に妊娠しないため、受診したところ、「無排卵」と言われて排卵誘発剤で2人目を妊娠しました。今、3人目の妊娠を考えているのですが、これまでの経過から考えると、3人目を希望してもやはり無排卵のままで、自然妊娠はできないのでしょうか? 無排卵は、何らかの治療をしないと治らないのでしょうか? ちなみに、今は2人目の子の授乳中で睡眠時間が短いため、正確な体温が出ないと思い、基礎体温は測っていません。
多嚢胞性卵巣症候群は、超音波検査で多数の卵胞の嚢胞状変化が見られ、無月経、無排卵、稀発月経などの月経異常が起こるものです。治療の第1選択として、排卵誘発剤で排卵を起こすように促しますが、たしかに産後などには自然に治癒することもあります。ただし、3人目のお子さんも排卵誘発剤で授かることができるなら、自然妊娠にこだわることもないのではないでしょうか? ただ、今は自然に妊娠されたとしても、胎児の発育のために授乳をすぐに中止することになりますので、まずは2人目のお子さんの卒乳をしてから、次の妊娠について検討されることをおすすめします。
※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
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