仕事復帰のことばかり考えてしまいます

仕事復帰のことばかり考えてしまいます

1ヶ月になる娘がいます。妊娠9ヶ月半まで仕事をしていましたが、今は産休中で、春には職場復帰する予定です。
仕事が大好きで、専業主婦になるなど考えたこともありません。たとえ一時的でも仕事を辞めるのが嫌で、結婚してからもあまり子どもが欲しいという気持ちにはなれませんでした。でも、妊娠が発覚したときには素直にうれしくなり、幸せに感じました。
とはいえ、今は早く仕事に戻りたいと強く思う毎日です。子どもがかわいくない訳ではないのですが、1日中家の中に閉じ込められているような閉塞感や、社会から取り残されているような寂しさ、自分だけ置いてきぼりにされたような虚しさ・・・・・・こんな感情ばかりが込み上げ、急に恐怖心に陥ってしまいます。
仕事復帰は決まっていることですし、今は育児に専念して子どもにたっぷり愛情を注いであげなければ、と頭では思っています。しかし、ついつい仕事のことを考えたり、「子どもができる前の方が楽しかった」などと、母親として最低なことばかり考えたりしてしまいます。「こんなママでごめんね」と、娘に対していつも罪悪感にかられています。
娘がもう少し成長して外出も可能になれば、多少は気持ちのリフレッシュもできるとは思います。しかし、どうしたらもっと育児に対して前向きになれるのでしょうか? 育児を楽しめるのでしょうか?

専門家の回答

1ヶ月のお子さんとの生活の中で、あせりと不安を感じているようですね。
1~2ヶ月の赤ちゃんは、親に積極的に反応しません。目がはっきりと見えるようになるのは2ヶ月過ぎですし、首がしっかりしてくるのは3ヶ月過ぎです。3ヶ月を過ぎる頃になると目が合うとにっこりしますし、手を動かして声を出すようになります。1日中見ていても飽きないようになるでしょう。
子どもは、自分を全身で守ってくれるお母さんが大好きで、絶対的な信頼感を抱きます。その信頼が、自分に対しての強い自信につながります。したがって親の無条件の愛情は、特に3歳ごろまでの子にとっては、とても大事なものになります。
子育て中の女性は、「仕事をしていれば自己実現ができる、家庭に入ると自己実現ができなくなる」と錯覚しがちです。あなたが述べたような1日中家の中に閉じ込められているような閉塞感、社会から取り残されるような寂しさ、自分だけ置いてきぼりにされたような虚しさ……こんな感情ばかりが込み上げ、急に恐怖心に陥ってしまうのです。こうした感情や考えが湧くのは自然なことで、多くの人が同じ思いを口にします。
しかし、あせらないでください。子育てをするなかで、子どもと一緒に親も精神的に発達していきます。1人の人間を成長させる役割を担えたことに、感謝してください。これから子育てをしていくなかで、仕事ではけっして得られない大事なことを経験していることに、きっと気づいていくでしょう。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者

監修者植松 紀子(うえまつ のりこ)先生

平成4年から「こどもの城」小児保健部にて臨床心理士(常勤)として働き、平成19年に定年退職する。横浜市、藤沢市の各教育委員会のスーパーバイザー。日本学校メンタルヘルス学会評議員、田中教育研究所評議員。
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