感染による人工死産の影響は?

感染による人工死産の影響は?

妊娠21週6日で破水し、人工死産しました。原因には、感染の可能性が指摘されました。「1度生理を見送ってから、次回の妊娠を考えるように」と言われています。妊娠経過中、まったく異常がなかったため、「感染の可能性」と聞いて、私自身、何か注意することによって防げなかったのだろうかと自責の念で毎日を過ごしています。また別の医師からは、「次回の妊娠前に、細菌の検査を受けておいたほうがいいかもしれません」とも言われました。2度の正常な妊娠出産を経験しているので、次回の妊娠が不安でなりません。次回も同じようなことを繰り返す可能性はあるのでしょうか? 次回の妊娠では、どのようなことに気を付けたらよいのでしょうか?

専門家の回答

人工死産を経験され、さぞおつらかったことでしょう。前期破水では、腟から上方に細菌が侵入して感染を起こし、絨毛膜羊膜炎や子宮内胎児感染を生じさせることが原因となるケースが多いです。そのために、破水を引き起こした原因菌の検索が大切と考えます。おりものの増加などの自覚症状の確認、膣内分泌物の細菌培養検査、子宮頚管内のクラミジア検査などは、次の妊娠前におこなっておいたほうがよいでしょう。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者
監修者プロファイル

監修者天神 尚子(てんじんひさこ)先生
三鷹レディースクリニック院長

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。
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